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大地震が熊本を直撃/九州教区報No.544 2016年5月号から

4月14日(木)夜、震度7の大地震が熊本を襲ったことが報道されましたが、それは前震であり、16日(土)午前1時25分に、マグニチュード7.3の本震が熊本市内から益城町、そして阿蘇の周辺、特に南阿蘇村にまで及びました。

私たちに馴染み深い、熊本城の石垣が崩れ、阿蘇に向かう時にいつも見ていた阿蘇大橋が崩落するなど、大変な被害を受けました。

そして私たちの教区の熊本聖三一教会、菊池黎明教会、降臨教会礼拝堂もその影響を受けました。

熊本聖三一教会は、屋根瓦が落ち、壁に亀裂が生じ、天井板がはずれました。礼拝堂の洗礼盤が倒れて破損。また納骨堂の棚が倒壊。会館、牧師館内部も照明器具やエアコンがはずれ落ち、家具が壊れ、物が散乱しました。

国立療養所内にある菊池黎明教会は、礼拝堂の天井や壁に亀裂が入り、危険となったため礼拝堂での礼拝を中止しています。社会福祉施設リデルライトホームと、その中にある降臨教会礼拝堂も、壁また備品の一部が損傷いたしました。しかし、いずれも人的な直接の被害は受けずにすみました。

以下は、地震直後に、救援のために熊本に向かった人々が撮った写真です。

tokei.jpg
地震の起きた4月16日1時25分を指したままの熊本聖三一教会会館(親愛館)です。これは一階で、二階が牧師館。そしてこの家の屋根瓦が落ちて、壁に亀裂が生じました。

納骨堂
礼拝堂の正面裏側にある納骨堂は、骨壷の入ったボックスが倒れて、中には外に放り出されて壊れてしまったものもあります。

教会横
教会の南側にある、お隣の駐車場で、外壁のブロックや、牧師館の屋根瓦など崩れているガレキを取り除く作業中。

支援物資
教会には早速各地から救援物資が届き、会館である親愛館で、それらを整理しているところです。


続いて、益城町を走っている間に、その様子に驚いて写真に撮った町の姿です。

木造家屋
一階が倒れそうな、木造家屋の代表的な被害を受けた家。

倒壊ビル
ビルからはみ出した部分が崩落した建物。

石垣
元はどのような姿だったのか、想像がつかないほど壊れた石垣。

2016.05.06 | 九州教区・九州地震被災者支援室

九州教区・九州地震被災者支援室より第2信 支援活動~被災者を「孤立させない」ため~の取り組みについて

「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。
艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。」ロマ8:35


+主のみ名を賛美いたします。

被災地ではなおも余震が続いています。一度あるいは二度大きな揺れを経験した人々の不安また恐怖の感覚は、私たちの想像をはるかに超えて大変重くまた深いものがあります。しかし容易に生活の場から離れることはできない…そんな過酷な状況の中で毎日を過ごし続けておられる兄弟姉妹のことを覚えて祈り、支援活動に取り組みたいと思います。
さて、今後の支援活動についてお知らせいたします。

次の3点については、第1信でお知らせしたとおりです。

1.九州教区・九州地震被災者支援室の活動拠点は、熊本聖三一教会。
支援室構成-責任者武藤謙一教区主教、室長柴本孝夫司祭。
現地コーディネーター山﨑貞司司祭(熊本聖三一教会牧師)、山本尚生。
事務局として九州教区事務所。

2.被災者支援のための緊急募金
「九州地震被災者支援のため」等と明記の上、管区事務所へご送金ください。
① ゆうちょ銀行振替貯金:00120‐0‐78536
② 銀行振込:三菱東京UFJ銀行飯田橋支店(普)4515547
※名義はいずれも「ニッポンセイコウカイ」です。

3.支援物資収集ではなく物資購入のための募金に力を入れます。



■今後のボランティア活動について
4月14日の地震以降、私たちは手分けして、関わりある被災した方々のところを訪ね、安否確認をし、それぞれの被災状況またその思いを聴きました。

訪問して分かったことは、被害の程度の差こそあれ、皆が、これまでにない異常な揺れを経験し、尚も続く余震の恐怖に怯えながら心細い思いで過ごされていることは共通しています。でも、多くの方々が、さらに大きな被害を受けた人たちのことを思って大変遠慮深く慎ましく「私たちよりももっと大変な人を支援してください」と言われます。しかしそう言っている方々も決して軽い被害ではありません。そして懸命に、心を張り詰めつつ踏ん張っておられる状況です。

私たちは、大変少数でまた微力ですが、今こそ声をかけ合い、訪ね合い、必要な支援を届けていく。そして、 被災した方々を「孤立させない」ために 取り組みたいと思います。

先ず、教会信徒の各家庭を支え、さらにその周り(地域)の方々に、支援を広げていくやり方で、取り組んでいきたいと思います。初期は、近隣のボランティア有志10名ほどで活動を開始し、順次活動を拡大していきたいと考えています。

※被災地で広く活動したい方は、熊本市ほかの社会福祉協議会ボランティア活動に参加されるのもいいと思います。


■募集要項
http://nskkiinkai.blog116.fc2.com/blog-entry-475.html


ご協力よろしくお願いいたします。

2016年4月23日

九州教区主教 ルカ 武藤 謙一
九州教区・九州地震被災者支援室
室長 司祭 マルコ柴本 孝夫

2016.04.25 | 九州教区・九州地震被災者支援室

九州教区・九州地震被災者支援室より第2信【ボランティア募集要項】

■募集要項
1.活動開始  4月27日(水)~

2.活動拠点  日本聖公会熊本聖三一教会 
〒862-0956熊本市中央区水前寺公園28―14
TEL/FAX 096-384-3202
問い合わせ 柴本司祭携帯090-2393-1446

3.活動内容  当支援室が計画する以下の活動に従事する。
・被災者宅の荷物整理、清掃活動。
・住居まわりの瓦礫撤去。
・物資調達・運搬。
・食事作り、その他。

4.募集条件 
・拠点へ各自で集合。生活を整えつつ、力を合わせて活動できる方。
・寝袋持参。宿泊代不要。昼食代、銭湯代等は各自負担となります。
・交通費の支給、補助等はありません。
・大工仕事ができる方歓迎。

5.持参品   作業着、帽子、マスク、手袋、長靴など。

6.受入可能人数
スペースの都合上、拠点泊り込みでの支援は、一時期10名まで。その他、自宅、親戚、友人宅から通いでの支援や自分の車やテントに泊まりながらの支援、などの可能性もあります。ご相談ください。

7.申し込み
別紙の「ボランティア登録票」にご記入の上、所属教会の教役者を通して各教区事務所へお送りください。各教区事務所から九州教区事務所092-771-9857へファクス送信していただき、その後必要に応じて支援室からご本人へ連絡し、調整の上活動期間および内容を決定します。
ボランティア登録票(pdfファイル):
http://www.nskk.org/province/others/160425kyushuvolunteer.pdf

8.その他
各自あるいは、各教区でボランティア保険にご加入ください。


九州教区・九州地震被災者支援室より第2信 支援活動~被災者を「孤立させない」ため~の取り組みについて本文ヘ

2016.04.25 | 九州教区・九州地震被災者支援室

熊本聖三一教会の様子

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熊本聖三一教会の礼拝堂外壁。
縦横に亀裂が入っています。


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熊本聖三一教会ホール内部。
余震に不安を覚えながらも、信徒訪問や水、食料など支援物資の運搬と地域の状況確認を行なっています。

2016.04.21 | 九州教区・九州地震被災者支援室

九州地震被災者支援献金のお願い

+主の平和がありますように
報道等ですでにご承知の通り、4/14(木)21:26(M6.5・震度7)、16(土)01:25(M7.3・震度6強)に熊本を中心とした地震が発生しました。逝去された方々に魂の平安が、愛する家族をなくされた方々、不安な生活をされている方々、被害を受けられた方々に神さまからの慰めとお支えをお祈りいたします。

また、断続的に続く余震によって、被害はなおも広がっています。日本聖公会九州教区では「九州地震被災者支援室」が設置され、熊本聖三一教会を拠点として信徒の安否や近隣地域の現状把握につとめ、体制を整えつつあります。

被災者が必要とする物資は日々変化していること、支援先が定まっていないこと、大量の支援物資を保管する場所が確保できてないこと、また福岡市など比較的近隣で物資が入手でき、遠方から日数と費用をかけて送るよりも効率が良いことを踏まえて、救援物資ではなく資金で協力することを呼びかけさせていただきます。

現地の情報などは、「九州地震被災者支援室」から管区事務所を通して、各教区・教会へお知らせしていきますので、よろしくお願いいたします。

 「九州地震被災者支援室」の体制
責任者:主教 武藤謙一
室長:司祭 柴本孝夫
現地コーディネーター:司祭 山﨑貞司、山本尚生


「九州地震被災者支援のため」等と明記の上、管区事務所へご送金ください。
(他の献金と併せて送金してくださっても結構です。)
当面の募金期間は今年中といたします。送金先の混乱を避けるため、九州教区ではなく、管区事務所に募金窓口を一本化いたします。教区によっては、各教区事務所へ集約されるかと存じますが、各教区から管区へ送金くだされば幸いです。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

2016年4月19日
日本聖公会 管区事務所
総主事 司祭 矢萩新一




送金要領:
1. ゆうちょ銀行振替貯金:00120‐0‐78536
2. 銀行振込:三菱東京UFJ銀行飯田橋支店(普)4515547
※名義はいずれも「ニッポンセイコウカイ」です。

※郵便振替の場合はその受領証をもって、銀行振込の場合はその振込控えをもって領収書に替えさせていただきます。別に受領書を必要とされる場合はお申し出ください。

※銀行振込またはゆうちょ銀行の電信振替をご利用の場合は、送金内容を管区事務所までお知らせください。

※東京・横浜・大阪・九州教区につきましては、教区事務所で取りまとめてくださいますので、各教区事務所へご送金ください。

2016.04.19 | 九州教区・九州地震被災者支援室

九州教区・九州地震被災者支援室より第一信

+主のみ名を賛美いたします。

 この度の大地震被災に際しまして、さっそく各地から多くの慰めと励ましの言葉、そしてお祈りをいただきまして、心よりお礼申し上げます。

 情報発信が遅くなりましたが、ここに経過報告、また支援協力のお願いについてお知らせいたします。

 被災地の状況については、4月18日現在、死者43人、安否不明9人、負傷者1,101人、避難者9万4,181人、建物の全壊・半壊は、1,667戸。活発な余震活動が続き、14日の震度7の地震以降、震度1以上の地震が540回を超えたと伝えられています。今も数時間に一回程度、大小の下から突き上げるような揺れを感じ、人々は不安な中で生活を続けています。

 九州教区各教会の被災状況は、熊本県にある二教会一礼拝堂および関係施設が被害を受けました。その他の県にある各教会の直接被害はとくにありません。

 熊本聖三一教会は、屋根瓦が落ち、壁に亀裂が生じ、天井板がはずれました。礼拝堂の洗礼盤が倒れて破損。また納骨堂の棚が倒壊。会館、牧師館内部も照明器具やエアコンがはずれ落ち、家具が壊れ、物が散乱しました。

 国立療養所内にある菊池黎明教会は、礼拝堂の天井や壁に亀裂が入り、危険となったため礼拝堂での礼拝を中止しています。社会福祉施設リデルライトホームと、その中にある降臨教会礼拝堂も、壁また備品の一部が損傷いたしました。しかし、いずれも人的な直接の被害は受けずにすみました。

 支援活動に関する九州教区の取り組みとしては、大地震発生から2日後の4月16日、福岡の九州教区センターにて緊急会議を開き、「九州教区・九州地震被災者支援室」を立ち上げることといたしました。(現在、広く「熊本地震」と呼ばれておりますが、被害は熊本県にとどまらず、大分県、その他九州全域に及んでいることから「九州地震」としました)。そして、翌4月17日の主日礼拝後に、教区主教をはじめ数名の教役者が熊本聖三一教会に集まり、支援室活動を開始いたしました。

 被災した信徒の安否確認、状況調査を進め、必要な支援内容を見定めるための取り組みを実施。その結果、幸いにして、信徒の中に直接負傷した方等は見当たりませんでしたが、住居建物に大きな被害を受け避難所で過ごしている方が多数、また車中泊を続けている方もおられました。断水が続く地区では水の確保に、また食料や日用品の入手に苦労しておられる方もありました。さらに、大きな揺れと今尚続く余震により精神的不安を訴える方が多数おられました。

 街は、道路、建物等大きく損傷し、多くの物が散乱し、またところどころ不用品、ゴミが積み上げられており、普段とは違う光景が広がっています。しかしながら、普段と同じように多くの車が行き交い、物流についても全く止まっているわけではなく、少し離れたところに行けば必要物を入手できる状態です。

 これらの状況を踏まえ、当面、次のような態勢で支援活動に取り組みたいと思います。


1.九州教区・九州地震被災者支援室の活動拠点は、熊本聖三一教会といたします
尚支援室構成は、責任者武藤謙一教区主教、室長柴本孝夫司祭。現地コーディーネーター山﨑貞司司祭(熊本聖三一教会牧師)、山本尚生兄および九州教区事務所といたします。 
 
2.被災者支援のための緊急募金を始めます
管区事務所からの「九州地震被災者支援献金のお願い」をご参照ください。

3.今回は支援物資収集ではなく物資購入のための募金に力を入れたいと考えています
すでに多くの方々に支援物資の問い合わせをいただきましたが、今回は、熊本県外に行けば多くの必要物の入手が可能です。遠方から運搬費用をかけて送るよりも近くで手配するほうが効率的、かつ刻々と変化する必要に即応できると考えております。さらに集積・保管場所の確保や仕分けの手間等を考えれば、「物資の隣地確保と分配」が有効と考えます。したがってぜひ募金にご協力をお願いいたします。

4.ボランティアセンターを立ち上げる予定です
立ち上げを急ぎたいと思いますが、現地では今尚余震が続いており、専門家により再び大規模地震が発生する可能性も指摘されていること、また当方の受入体制整備のためにも今しばらくの時間を要すること、などにより現在はまだ見合わせている状況です。今、しばらく情報をお待ちください。

尚、今後のボランティアの活動としましては、各被災信徒またその周りの被災者たちの必要に応じ物資を届けること。住居整備のための清掃、倒れた棚や散乱した家財道具の片付け、また簡単な補修作業など。さらに、精神的なサポートとして、声をかける、話を聴く、などのことに取り組みたいと思います。


 以上、お伝えいたします。随時、新たな情報を発信いたします。


どうか犠牲となられた方々の魂の上に主の平安、また避難生活を送る多くの方々の上に主の恵みと導きが与えられますようにお祈りお願い申し上げます。

九州教区主教 ルカ 武藤 謙一
九州教区・九州地震被災者支援室
室長 司祭 マルコ柴本 孝夫


2016年4月19日

2016.04.19 | 九州教区・九州地震被災者支援室

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