タリタ・クム第31号
タリタ・クム第31号が発行されました。下記よりpdfファイルでご覧頂けます。
タリタ・クム第31号 2018年7月25日発行
・・・ 大岡左代子司祭(管区女性デスク)の記事より一部抜粋 ・・・
「女性の司祭按手20周年に思う」
今年の日本聖公会第64(定期)総会では、20年を経た「女性の司祭按手実現に伴うガイドライン」が廃止され、新たなガイドラインが採用されることになりました。20年前のものと比べて非常に簡潔になりましたが、女性の司祭実現への道程を含め、ここに至るプロセスには多くの痛みと葛藤があったことを思います。そして、未だ「ガイドライン」が必要である現状を認識させられるものでもありました。
(中略)
今年の12月1日には東京教区聖アンデレ教会において、女性の司祭按手20周年を記念する感謝礼拝が行われる予定です。1998年に司祭志願の要件から男性条項が削除されるには、それ以前の長きにわたる女性の司祭実現への道程がありました。多くの痛みや嘆きの中にあっても、希望をもって祈り、歩み、道を整えてこられた人々の働きがありました。そのような歴史を振り返り、日本聖公会が神さまのみ心にかなう宣教共同体として用いられることを共に祈り、さらに勇気をもって歩み続けることを確認する機会となることを心から願います。
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