2018年沖縄週間/沖縄の旅 参加のご案内

命(ぬち)どぅ宝(たから)~キリストを生きる~
2018年6月22日(金)~25日(月)

何事も利己心や虚栄心からするのではなく、
へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、
めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。
(フィリピ2:3,4)



今年は1988年の第1回目の正義と平和協議会「命どぅ宝」in沖縄が開催されてから30周年、また管区総会の決議によって沖縄週間/沖縄の旅が始まって24回目を迎えます。
今日に至るまで、沖縄のことを自分の問題として受け止め、共に祈り共に歩んでくださった日本聖公会の諸教会の皆様に感謝を申し上げます。

さて、今年のテーマもまた「命どぅ宝」の言葉を冠に、キリストを生きる、としました。多種多様な問題を抱え混迷する私たちの世界や社会において、わたしたちは、神さまから賜った命をこそ大切にし、み言葉によって、キリストを生きる者になりたいとの思いからです。
そしてテーマ聖句には、フィリピの信徒への手紙第2章の3,4節を配しました。それは「わたしたちが推進している沖縄週間/沖縄の旅そのものがどういう姿勢をとっているのか」という問い掛けから始まったものです。

教会には様々な理解、見解、主張を持った人びとが集います。
わたしたちの目には小さな違いのように見えることが原因となり教団、教派が分かれていることは今までの歴史が証するものです。

平和について、正義についての理解も人それぞれ異なります。
ある人は「軍事力による抑止力が平和を保障する」と主張します。それに対して「話し合い、理解し合う過程を通して平和は得られる」という声もあります。

聖公会という教会は、このような様々な理解・意見の違いを持つ人びとがどうすればひとつの教会、キリストに結ばれたひとつの体として歩むことができるだろうかという思いと反省のうちに歩む教会です。
全く違う考え方をもっていても“もう交わらない”で終わらず、キリスト・イエスの十字架によってひとつの体とされたため、“どうすればキリストを頭とする「ひとつの体」として「共に」歩むことができるだろうか”と重ねて議論し合い話し合うスタンスを大切にするのです。
その意味で最も気を付けないといけないことは、“自分と異なる意見を受け入れきれない教会”になってしまうことではないでしょうか。

「わたしの意見・考え方は聖書に基づいているものであるが、あなたの考え・主張はそうではない」と決めつけ、それ以上の話し合いができなくなることではないでしょうか。
確かに見通しの立たない問題を取り上げ、話し合いを続けるには相当な時間とエネルギーが必要です。断定をせずもう一度考えることは決して簡単なことではありません。
しかし聖書・伝統・理性の上に立っている聖公会が宝物にしてきた精神であり遺産である“受け入れ合う、赦しあう”ことを、改めて思い起こす必要があると強く思います。

様々な考えを持つ多くの方々のご参加をお待ちしています。
沖縄の現状を通して共に話し合い、考えの違いから生じる新しい恵みを分かち合うことこそ、聖公会が大切にするヴィア・メディア・アングリカナ(via media Anglicana)だからです。
多少疲れるかもしれません。大きな声が飛び交うかもしれません。顔が赤くなるかもしれません。
にもかかわらず交わりを持つことにより、クリスチャン共同体(公会)を通して示される神様のみ心はより明らかになると信じます。

沖縄の歴史と現状を通してたくさんの気づきと恵みがあることを祈りつつ、皆様のご参加を心からお待ちしております。

日本聖公会沖縄教区委員 司祭  金 汀洙(じょんす)


※2014年の日本聖公会第61(定期)総会にて、これまでに続いて「沖縄週間」の継続が決議されました。これは、日本聖公会の全教区・教会が沖縄の現実に思いを寄せ、わたしたち自身が主の平和を求めて祈ることを目的とするものです。
沖縄教区と日本聖公会正義と平和委員会は、この週間にあわせ、沖縄の歴史及び現在を学ぶ旅を行い、全国の皆さんをお誘いしています。
ぜひ多くの方々がご参加くださるよう、お待ちしています。



沖縄週間の祈り
歴史と生命の主である神よ、私たちを平和の器にしてください。
嘆きと苦しみのただ中にあなたの光を、
敵意と憎しみのただ中にあなたの愛と赦しをお与えください。
私たちの出会いを通して悲しみの中に慰めを、痛みの中に癒しを、
疑いの中にあなたへの信仰を、主よ、豊かに注ぎ込んでください。
この沖縄週間を通して私たちを新たにし、
あなたの示される解放と平和への道を歩む者としてください。
私たちの主イエス・キリストのいつくしみによって、
このお祈りをお献げいたします。 アーメン


主催
日本聖公会 沖縄教区
日本聖公会 正義と平和委員会


◆詳しいご案内・参加方法はこちらをご覧ください(PDFファイルが開きます)

2018.03.20 | 正平・沖縄プロジェクト

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