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「宣教の5指標・教会の5要素」カード送付について

+主の平和がありますように

4年前の2012年9月、すべての教区主教、各教区代表、管区諸委員会、大韓聖公会代表など信徒・教役者140余名が浜名湖畔に集い、「2012年日本聖公会宣教協議会」が開催されました。そして昨年6月には、各教区の宣教担当者の集いを行い、その後の取り組み状況や課題の共有を行いました。「2012年宣教協議会」では、10年後に「2022年日本聖公会宣教協議会」を開催し、どのように<宣教・牧会>に取り組むことができたのかを分かち合うことが提案され、来年は5年という中間年を迎えます。

各教区では様々な取り組みをなされていると思いますが、今一度、「日本聖公会<宣教・牧会の十年>提言」をご確認いただき、アングリカン・コミュニオンの「宣教の5指標」にも照らし合わせながら、2012年から5年間の歩みと、これからの5年間の取り組みについて、各教会や教区会などでも分かち合っていただきたいと思います。

今年7月に行われた東アジア青年大会では、「宣教の5指標」をメインテーマに開催されましたし、NCC主催・宣教会議2018は、「教会の5要素」を軸に準備が進められています。

これらのことをいつも意識できるように、「宣教の5指標・教会の5要素」カードを作成しましたので、祈祷書に挟むなどして、ご活用ください。

各教会の現在受聖餐者数を参考に送付させていただきますが、不足があるようでしたら、管区事務所までお知らせください。

「日本聖公会<宣教・牧会の十年>提言」は管区ホームページに掲載しています。
http://www.nskk.org/province/seimei_pdf/senkyo12teigen.pdf


日本聖公会 管区事務所
宣教主事   谷川 誠
総主事 司祭 矢萩新一
宣教協議会提言実行デスク
主教 磯 晴久
2016年8月22日

5marks.jpg
葉書サイズ


宣教の5指標(アングリカン・コミュニオン)

1)神の国のよき知らせを宣言すること
2)新しい信徒を教え、洗礼を授け、養うこと
3)愛の奉仕によって人々の必要に応答すること
4)社会の不正な構造を改革し、あらゆる暴力に反対し、平和と和解を追求すること
5)被造物の本来の姿を守り、地球の生命を 維持・再生するために努力すること

The Five Marks of Mission - Anglican Communion
1.To proclaim the Good News of the Kingdom
2.To teach, baptise and nurture new believers
3.To respond to human need by loving service
4.To transform unjust structures of society, to challenge violence of every kind and pursue peace and reconciliation
5.To strive to safeguard the integrity of creation, and sustain and renew the life of the earth


教会の5要素

1)み言葉に聴き、伝えること<ケリュグマ>
2)世界、社会の必要に応え仕えること<ディアコニア>
3)生活の中で福音を具体的に証しすること<マルトゥリア>
4)祈り、礼拝すること<レイトゥルギア>
5)主にある交わり、共同体となること<コイノニア>

Listening to, and Propagating the Word (Kerygma)
Responding to, and Serving the Needs of the World and Society (Deaconia)
Giving Testimony to the Gospel in Concrete Terms in our Life (Martyria)
Praying and Worshipping (Leiturgia)
Becoming a Communion in our Lord (Koinonia)

2016.08.26 | 管区事務所

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