「ジェンダー暴力と闘う16日間キャンペーン」代祷のお願い

+主の御名を賛美します

日増しに秋の気配が濃くなってまいりました。
本日は管区女性デスクより代祷をお願いしたく、ご多用中失礼いたします。
毎年11月25日から12月10日までの16日間、「ジェンダー暴力と闘う16日間キャンペーン」あるいは「ジェンダーに基づく暴力反対のために行動する16日間」などとして、世界各国でさまざまな活動が行われています。国際聖公会女性ネットワーク(IAWN)もこのキャンペーンに参加しており、ジェンダーに起因する暴力(性差別と結びついた主に女性と女児に対する暴力)を根絶するための取り組みをするよう呼びかけ、その活動内容を分かち合うよう各管区に求めています。

女性に対する暴力は、緊急の対策を必要とする世界的な問題です。今も女性は世界中で差別と暴力を受けています。世界のどこにおいても、女性の賃金は低く、教育を受ける機会や意思決定の場への参加の機会が少なく、力を奪われて貧困に苦しんでいます。そうした弱い立場の女性への暴力は、レイプやドメスティック・バイオレンス、戦争犯罪としての性暴力、また児童婚や女性器切除などの有害な伝統的慣行として、さまざまな形で現れています。世界的に見て3人に1人の女性が一生のうちになんらかの暴力や虐待を受けているといわれますが、その事態は日本に暮らす私たちとも無縁ではありません。「男女間における暴力に関する調査」(内閣府調査 2012)によると、日本では配偶者からの身体的暴力、心理的攻撃、性的強要いずれかの暴力を受けた女性配偶者は、全体の32.9%、約3人に1人の割合になっています。また配偶者間における殺人、暴行、傷害による犯罪被害者の93.1%は女性の配偶者です(警察庁2012年度犯罪統計)。教会の中にも夫からの暴力に苦しんでいる女性がいます。女性の権利を侵害する暴力を防止するため、また暴力を受けている女性と女児が適切な保護/援助を受けられるようにするために、今後もいっそうの取り組みが必要です。

11月25日から12月10日までのこの「ジェンダー暴力と闘う16日間キャンペーン」のことをおぼえ、この期間中の礼拝時に、女性と女児へのあらゆる形態の暴力が根絶されることを願って、右頁のお祈りを代祷に加えてくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。


2013年11月1日
管区女性に関する課題の担当者
木川田道子/吉谷かおる



◆女性に対する暴力の根絶を求める祈り◆


恵み深い神さま
あなたは差別と暴力による苦しみを受け、身をかがめた女性たちが尊厳をもって立ち上がり、その命を通してあなたを賛美することができるようにしてくださいます。
どうか私たちが世界中の女性たちのために変化をもたらす者、正義と平等を推し進める者となれるよう力を与えてください。私たちに真実を見分ける力と、真実を語るための言葉と、女性たちが耐え忍んでいる暴力的慣習を根絶するための勇気を与えてください。
闇を照らし正義と平和の道に導いてくださる主イエスの御名によって、世界中の暴力に苦しんでいる女性たちのために祈ります。 アーメン





(ご参考までに)
以下はUN WOMEN(ジェンダー平等と女性のエンパワメントのための国連機関)のホームページよりの抜粋です。

 ・・・「ジェンダーに基づく暴力反対のために行動する16日間」は、1991年に始まった国際的なキャンペーンです。「女性に対する暴力撤廃の国際デー」である11月25日から「人権デー」の12月10日まで、このキャンペーンは世界中の個人や団体に女性と女児へのあらゆる暴力を根絶するために行動を起こすよう呼びかけるものです。女性に対する暴力と人権という密接に関わる二つをつなげる16日間のキャンペーン期間中にもいくつかの重要な日が入っています。11月29日の国際女性の人権擁護者デー、12月1日の世界エイズデー、そして12月6日はモントリオール理工科大学虐殺事件(1人の男性の計画的な犯行により14人の女子学生が射殺された)の起きた日です。・・・

2013.11.12 | 女性に関する課題の担当者(女性デスク)

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