九州教区・九州地震被災者支援室より第6信  支援活動~被災者を「孤立させない」ため~の取り組みについて

「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。」ロマ8:35


+主の平和がありますように

はじめに、皆さまの日々の篤い祈りとご支援ご協力に心より感謝申し上げます。

4月14日・16日、前震・本震の発生から丸5カ月が経過しました。この間、唯一の不明者だった大学生・大和晃さんの遺体が発見される(8月15日)など、人の命の重み、また今尚被災地に多くの痛みと悲しみが渦巻いていることをあらためて感じさせられます。

ご存知のとおり、この度の地震被害は収束したわけではなく、震度1以上の地震はすでに2,113回を超えており、時折震度3以上の強い余震が発生しています。
先日の報道によれば(9月13日現在)、熊本県の罹災証明書発行件数は、184,588件。その内訳は、全壊12,643件(6.8%)、大規模半壊12,275件(6.6%)、半壊43,759件(23.7%)、一部損壊115,911件(62.8%)。
私たちが度々訪問している益城町のある地区は、その一帯のほとんどの家がつぶれたり傾いたりしており、「この地区の建物はすべて取り壊さないといけない。私たちの町が消えてしまう」と嘆く人たちの声が聞かれます。
9月半ばで多くの避難所が閉鎖され、仮設住宅や新たな住居に移行する人々もいますが、他方、壊れた自宅の前に小屋を建て、あるいはコンテナハウスを設けて住み続けている人も見られます。まだまだ「生活再建」には程遠い状況にある人々が多く見受けられます。


◆《重要》ボランティアセンター移転について
これまで活動の拠点にしてきた熊本聖三一教会は、続く余震により建物の痛みが進み、9月末から修復工事を実施することとなりました。したがってこの教会で支援活動を続けることが困難となりました。しかし私たちは、今しばらくこの活動を継続させる必要を感じています。そこで新たに熊本市東区の住宅を借り受け活動拠点とすることにしました。2階建ての木造家屋で、ある程度広いスペースを確保することができました。10月4日以降はこの新拠点を中心に活動することとなります。所在は以下のとおりです。

 「熊本聖三一ボランティアセンター」
〒861-8035 熊本市東区御領一丁目10-71
連絡先 TEL/FAX 096-384-3202(熊本聖三一教会)


名称は変更いたしません。現地に「看板」を設置します。
固定電話はありませんので、連絡先は当面、これまで通り熊本聖三一教会といたします。

難点はこれまでと比べてアクセスが不便になること。熊本聖三一教会から車で約15分の距離です。公共交通機関を使いボランティア活動に参加してくださる方は、スタッフと事前に打ち合わせをした上で、熊本聖三一教会等で待ち合わせて移動することになります。


◆支援活動の展望について
私たちは、この活動を通して直接被災地に立ち、九州地震(熊本地震)による被害が極めて甚大であることを、目の当たりにし続けてきました。また繰り返し唱えてきた「九州地震被災者のため」の祈りにあるとおり「今なお余震が続き…過酷な日々を過ごす人びと」、「心に傷を負い、不安の中に置かれ」ている人々との出会い、そして関わりを経験してきました。そのように、生活困窮状態が続いている人々、またなかなか新生活へ移行できない人々が多数おられる被災地の現状に触れ、今しばらくは、被災者の必要を見極めつつ工夫して支援活動を継続することにしました。これまでの片付け・清掃、各補修作業、塀の解体やガレキ撤去の作業に加え、さらに需要が増えると思われる引っ越しの手伝いや、仮設住宅の訪問、傾聴や子どもたち向けの本読み聞かせなど、精神的サポートにも取り組みたいと思います。
但し、教会外にボランティアセンターを設けての活動は、本震発生日(4月16日)を起点として、半年(10月16日)を節目として体制の見直しを図ります(週の活動日数を限定し、より集中した活動を行う方向で調整中)。その後2か月毎を目安に活動内容を見直し、最長1年の活動としたいと考えています。


◆ボランティア募集中!! です。
ボランティア登録延人数は、9月23日現在で225名となりました。九州教区内の各教会から、そして各教区から、さらに立教大学やプール学院など関係学校からも参加してくださっています。また多くのリピーターがおられることも大変心強く、励まされています。寝食を共にしつつ一緒に祈り働いて、よき交流の場、学び合いの場にもなっています。感謝いたします。上記「展望」にあるとおり今後活動体制を調整していきますが、ぜひ、支援ボランティアへのご参加よろしくお願いいたします。尚以下の点をご留意ください。
 ・登録は、活動開始希望日の少なくとも1週間前までにお願いいたします。
 ・現在、日曜日および月曜日は、「活動休止日」としています。
 ・体制変更等のお知らせは、下記ウェブサイトに掲載します。


◆九州教区のウェブサイトをご覧ください!
「日本聖公会九州教区」を検索。「About us」の「九州地震被災者支援室」をクリック。 さらに、「◎フェイスブック「FaceBook」版はコチラから」をクリック。
 これまでの具体的な活動の様子を見ることができます。
https://www.facebook.com/koritsusasenai


ご協力よろしくお願いいたします。

2016年 9月24日

九州教区主教 ルカ 武藤 謙一
九州教区・九州地震被災者支援室
室長 司祭 マルコ 柴本 孝夫

2016.09.29 | 九州教区・九州地震被災者支援室

«  | HOME |  »

FC2Ad

日本聖公会管区事務所

管区事務所 Web site HOMEへ

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

from nskk


九条鳩



150thanniversary