8.15 平和メッセージ

主にある兄弟姉妹の皆様へ

主の平和が皆様と共にありますように。
今年も、8月15日、68回目の敗戦の日を迎えます。平和の王である主イエス・キリストを信じるわたしたちはこの日、過去の過ちをしっかりと認識し、日本の侵略によって傷ついた多くの国々・人々との和解と癒しをこれからも求め続ける努力をしていかなければなりません。そして、世界中が一日も早く平和になりますよう祈りましょう。

本年4月、日本聖公会と大韓聖公会の共催で、「第2回世界聖公会平和協議会in Okinawa」(以下「平和協議会」)が開催され、平和について考え、学ぶことができました。沖縄の現状を見るにつけ、軍隊や基地の存在がいかに住民を苦しめ、差別しているのかが良く分かり、参加者一同平和への思いを強くいたしました。声明(コミュニケ)では、「剣を打ち直し鋤とし、槍を打ち直して鎌とする」(イザヤ2:4)ことが呼びかけられましたが、そのためにわたしたちは何をなすべきなのかを真剣に考えなければなりません。

2011年3月11日の東日本大震災直後に立ちあげられた“いっしょに歩こう! プロジェクト”は日本聖公会の総力を結集して、被災された人々に寄り添い、祈りつつ支援を続けてまいりましたが、今年5月をもって一応その活動を終了しました。しかし、東北教区は引き続き、「だいじに・東北」として支援活動を継続しており、日本聖公会としては、「原発と放射能に関する特別問題プロジェクト」を発足させ、原発と放射能に関する研究・広報、東京電力福島第一原子力発電所の事故による被災者の支援活動を中心に活動を進めております。
日本は原子爆弾による2回の被爆を経験しました。その恐ろしさを最もよく知っています。福島第一原発事故はいまだに収束の方向が見えません。にもかかわらず政府は原発の再稼働を進め、また原発を海外に輸出しようとしています。日本聖公会は2012年第59(定期)総会において、原発のない世界の実現のために祈り、活動するために、「原発のない世界を求めて~原子力発電に対する日本聖公会の立場」を決議しました。原発再稼働に対しては断固として反対していかなければなりません。

わたしたちが平和を考える上で日本国憲法は大事な存在となっています。「平和協議会」におきましても日本国憲法第9条の重要性が確認されました。世界平和が実現されるためには究極的にはすべての軍事力が廃棄されなければなりません。日本国憲法はまさにその良い規範として存在しています。憲法改正(悪)という声を聞く昨今、わたしたちは日本国憲法を堅持していくことを改めて確認したいと思います。

日本聖公会に連なるすべての皆様の、平和への祈りと願いが一日も早く実現しますように。
主に在りて。

                               
2013年8月15日

日本聖公会首座主教 主教 ナタナエル 植松 誠
正義と平和委員会 委員長 主教 ペテロ 渋澤 一郎

2013.08.05 | 正義と平和委員会

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