日本聖公会〈宣教・牧会の十年〉提言に関するお願い

主の平和がありますように。

2012年9月14日~17日、静岡県浜名湖畔の研修施設「カリアック」において、2012年日本聖公会宣教協議会が開かれました。この協議会は、2008年5月の日本聖公会第57(定期)総会で開催が決議されたもので、全教区から主教をはじめ教区代表、管区の諸委員会、また大韓聖公会らの代表など、聖職・信徒約140名が集いました。

基調講演、東日本大震災被災地からの発題、バイブル・シェアリングなどを全員で聴き、それに続いてグループ協議が何回にもわたって持たれました。この、日本聖公会〈宣教・牧会の十年〉提言は、今回の宣教協議会で話し合われたことを、これからの日本聖公会のあゆみ十年間の指針となるべき提言としてまとめたものです。

1995年に開かれた日本聖公会宣教協議会では、戦後50年を迎える日本聖公会として、それまでの過去を振り返り、反省と悔い改めに立って、日本聖公会の戦争責任を告白し、その翌年の総会では、「日本聖公会の戦争責任に関する宣言」を決議しました。しかし、この宣教協議会での協議の結果が、また「戦争責任に関する宣言」が、日本聖公会の隅々にまで伝えられ、皆でそれを共有できたかと言うと、決してそのようにはならなかったというのが真実であったと思います。その点、今回の宣教協議会は、日本聖公会の全教区からの参加者が、それぞれの立場から熱心な話し合いを重ね、その果実として生み出されたのが、この提言であると言えます。

聖公会が大切にしてきた教会の五つの要素、〈宣教、奉仕、証し、礼拝、交わり〉について、多岐にわたる提言がされています。今後10年間にわたって、私たちはこの提言に取り組んでまいります。管区として、教区として、教会として、また個人として、この提言のどの部分に取り組むべきかの検討が始められます。提言を、それぞれのコンテクストに合うように再解釈することも必要でしょう。先週行われた日本聖公会主教会でも、この提言に関して、主教会として率先して取り組むべき課題について、研究を開始いたしました。

この提言は総会決議ではありませんが、それと同じような重さを持ったものであると信じます。どうぞ、皆様の教区、教会、施設、学校、集会などで、この提言を読み、学び、話し合っていただき、これからの宣教・牧会への方向が示されますようにと祈っております。
主の豊かなお導きと祝福がありますように。

在 主


2012年10月25日
首座主教 ナタナエル 植松 誠


宣教協議会提言はコチラからpdfファイルでご覧頂けます。
http://www.nskk.org/province/others/senkyo_kyogikai_tegen.pdf

2012.10.30 | 宣教協議会

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