日本聖公会・人権セミナー2016のご案内

テーマ:原発問題と人権 in 福島 

2011年3月11日の東日本大震災から5年の歳月が流れ、震災の記憶が少しずつ薄れかけています。しかし原発放射能被害は、いまだ解決の糸口すら見つかっておりません。政府は生活していける環境が未整備のまま帰還困難地域を無くそうと、住民の帰還を積極的に推し進めています。

現場の状況は今も除染が行われ、汚染土が至る所に野積みされ放置されています。その近くに学校があり、幼稚園があり、住まいがあります。その環境の中で、人々は生活することを余儀なくされています。放射能の恐怖を思いながら、日々生きて行かねばなりません。当たり前に安心して生きる生存権が脅かされています。原発は生きる権利を奪う人権問題だと思います。現場を訪ね、そこで何が起きているかを五感で感じていただきたいと思います。

原発に関わる問題に、いのちの問題、人権の問題として関心をもっていただきたく、今年の人権セミナーは郡山市にある管区・原発問題プロジェクトの協力をいただきながら、原発被害の実際を検証し、原発についてしっかりと学び、共に祈り、傷ついた人々・苦しんでいる人々・「小さくされた人々」に寄り添い、キリストにある私たちの行動の指針をともに共有したいと思います。

セントポール会館(郡山聖ペテロ聖パウロ教会)を会場として人権セミナーを開催するに当たり、「原発」にまつわる様々な人権問題を学びつつ、私たちが今の時代にあって守るべきもの、勇気を持って変えなければならないものを皆様と共に考えたいと思います。
皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。

2016年8月5日
管区・人権問題担当者
東北教区・人権セミナー実行委員会



●日 程:10月4日(火)~10月6日(木)
●会 場:セントポール会館(郡山聖ペテロ聖パウロ教会)
 (JR郡山駅より車で10分・タクシー1,050 円)〒963-8876福島県郡山市麓山2丁目9-23
●定 員:20人 
●参加費:15,000円 (2泊3日宿泊・食事代)
 *部分参加希望の方は、別途ご相談ください。
●申し込み:
 申込用紙に必要事項をご記入の上、9月10日迄に下記ファックスにてお送り下さい。
 FAX:050-3411-7085(原発問題プロジェクト・郡山オフィス)
●その他
※宿泊についてはこちらで手配いたしますが、ホテルパック等各自で手配される場合はご連絡ください。
※45,000円を超える交通費については、管区より補助があります。当日、受け付けで申告して下さい。


人権セミナー2016 プ ロ グ ラ ム(予定)

10月4日(火)
15:00 受付
16:00 開会のお祈り/オリエンテーション
17:00 お話し「原発事故から見えてくるもの」原発問題プロジェクト事務局長 池住 圭、現地スタッフ
18:30 夕の祈り
19:00 夕食、分かち合い
20:30 ホテル・チェックイン

10月5日(水)
9:00 ホテル出発 フィールド・トリップ
 (居住制限区域、帰宅困難区域、避難指示解除準備区域等) 冨岡-南相馬-飯館-福島、他
19:00 夕食/分かち合い/コンプリン
21:00 ホテルへ

10月6日(木) *チェック・アウト
9:00 振り返り
11:00 閉会のお祈り


※申込用紙(pdfファイルが開きます)

2016.08.26 | 人権問題

『ハンセン病とキリスト教』をお届けするにあたって

+主の平和がありますように。

ハンセン病啓発の日は1月31日でした。今年も〈ハンセン病問題への理解が深まるための祈り〉を全国の皆さまとささげることができましたことを感謝いたします。

ハンセン病啓発の日に関してポスターと添え状をお送りした時に、ご一緒にお届けしたいと思っておりましたブックレット『ハンセン病とキリスト教』が東京教区人権委員会から届きました。

このブックレットは2003年9月21日に東京教区人権委員会主催で牛込聖バルナバ教会において実施された荒井英子氏の講演会『ハンセン病とキリスト教』―今も小さくされている人たちの声―の講演録です。近代日本のハンセン病の歴史を振り返り、そこにおいてキリスト教が果たした役割を「信仰と人権」という視点から功罪とともに学ぶ機会となり、参加者からご好評をいただきました。さらに多くの人と分かち合うことができればと願い、2004年にブックレット「荒井英子に聴く『ハンセン病とキリスト教』」として発行されました。広く教派を超えて読まれ、発行から10年以上が流れ、再版を望む声も聞こえるようになりました。「らい予防法」が廃止されて20年を迎える今年東京教区人権委員会が再販を出しました。そして同委員会から全国の教会への配布を管区人権担当者会は委託され、皆さまにお届けする運びとなりました。東京教区人権委員会のご厚意にこの場を借りて感謝いたします。

今年の大斎克己献金の奉献先に北関東教区の「聖バルナバミッションとリー女史記念事業推進委員会計画」が選ばれ、管区レベルでハンセン病問題へ関心が向けられています。一人でも多くの方にブックレット『ハンセン病とキリスト教』をご覧いただき、ハンセン病問題への理解が日本聖公会全体で深まりますよう心から願っています。

2016年2月17日
人権担当主教 主教 武藤謙一
管区人権担当者一同


(追記)
このブックレットを1冊200円(送料込)でお分けします。
必要部数を教会単位でまとめてFAXで東京教区事務所までお申込みください。
2016年6月末日までお受けします。
代金は郵便振替でお願いします。
FAX 03-3433-8678 日本聖公会東京教区事務所
郵便振替 00130-8-17483 日本聖公会東京教区


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2016.03.01 | 人権問題

日本聖公会 狭山現地学習会 「石川一雄さん・早智子さんのお話と現地見学」のご案内

主の御名を賛美いたします。

第38(定期)総会における部落差別発言を受けて編纂された『「中川差別発言」総括報告書』(1997年)に、日本聖公会は部落解放運動への取り組みの一つとして、部落差別に基づく冤罪事件である「狭山事件」の犯人とされた石川一雄さんの再審請求の働きに加わることが明記されています。それ以来、人権担当者研修会や新任人権研修会、その他の機会に度々狭山に出かけ、石川一雄さん、早智子さんのお話しに耳を傾けて現地研修を重ねてまいりました。2000年5月の第52(定期)総会では「高等裁判所および高等検察庁に対し、「狭山事件の再審」、「狭山事件の全証拠の開示」を求める件」が可決されています。

狭山事件は2006年に第3次再審請求が始まりましたが、その間現在までに7人も担当裁判長が交代するという異例の人事が行われました。再審決定の瀬戸際になると、裁判長交代があるように見受けられます。裁判長が交代する度に、石川さんはどれほど大きなストレスを受けたでしょうか。逮捕から53年目を迎え、石川さんは間もなく77歳になります。それでも無実と言い続けることができるのは、本当に無実だからではないでしょうか。

この度、管区人権問題担当者会で「石川一雄さん・早智子さんのお話と現地見学」を企画しました。狭山現地学習会への皆さまのご参加を心よりお待ちしています。


2015年11月30日

人権担当主教
 主教 武藤 謙一
管区人権問題担当者
 植田 栄基
 司祭 大森 明彦
 司祭 奥村 貴充
 司祭 中島 省三




日  時: 2016年1月19日(火)10:00~16:00
集  合: 西武新宿線狭山市駅西口 10:00(時間厳守)
会  場: 狭山市富士見集会所
申  込: 参加希望者は1月12日(火)までに管区事務所に氏名と連絡先をお伝えください
管区事務所連絡先 Tel:03-5228-3171 Fax:03-5228-3175 E-mail:provinceatm.jpgnskk.org

プログラム:
10:30-12:00 石川一雄さん・早智子さんのお話と質疑
12:00-13:00 昼食休憩
13:00-15:30 現地見学フィールドワーク
15:30-16:00 反省会(振り返り)

問合せ先: 司祭 大森明彦 連絡先03-3851-9521(浅草聖ヨハネ教会)
※交通費、昼食代は各自でご負担ください

2015.12.04 | 人権問題

2015年 日本聖公会人権セミナーのご案内

テーマ:ヒロシマと人権~「主の平和」の実現のために~
「わたしは主 正義を語り、公平を告知する者」  (イザヤ45:19)

広島大学でドイツ文学を教えておられた好村冨士彦さん(2002年逝去)は反戦反核運動でも有名な方でした。原爆慰霊碑めぐりでガイドをしてくださった時、「原爆は恐ろしいものです。核廃絶は必ず成し遂げなくてはなりません。一方、その恐ろしい原爆すら人間の造り出した差別を破壊することはできなかった、と私は思います。韓半島出身の被爆者、部落出身の被爆者の多くは、戦後、さらに厳しい差別の中に過ごしておられました。」と静かに語っておられました。

今年被爆70年を迎える広島では多くの人々が原爆の記憶の風化や、平和・人権に関わる問題に対する関心の低下に大きな危機感を持っています。偏見や無関心を取り除き、「主の平和」を実現するために、しっかりと学び、共に祈り、傷ついた人々・苦しんでいる人々・「小さくされた人々」に仕える決意を新たにすることはキリストにある私たちの使命であると思います。

広島を会場として人権セミナーを開催するに当たり、「核」にまつわる様々な人権問題を学びつつ、私たちが今の時代にあって守るべきもの、勇気を持って変えなければならないものを皆様と共に考えたいと思います。
プログラムは別紙の通りですが、基調講演やフィールドワークなどの部分参加も歓迎します。
皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。

2015年5月25日
管区人権問題担当者
神戸教区人権セミナー実行委員会

 記

日 程:
 2015年9月29日(火)~10月1日(木)

会 場:
 神戸教区 広島復活教会 (JR広島駅南口より徒歩5分)
 〒734-0014 広島市中区上幟町10-11 ℡082-227-1553  FAX082-227-0818

定 員:
 50人 
 ※部分参加を含めて、多くの方々のご参加をお待ちしております。

参加費:
 全日程参加:5,000円

部分参加: 
 資料代等 1000円 フィールドワーク費用 1000円
 食事代 各1000円 (詳細は申込用紙をご覧ください)

●申し込み締め切り:
 8月20日
 (別紙申込み用紙に必要事項をご記入いただき、管区へ郵送またはFAXして下さい。)

●申し込み先:
 日本聖公会管区事務所 
 〒162-0805 東京都新宿区矢来町65 ℡03-5228-3171 FAX03-5228-3175

●その他  
※宿泊についてはホテルパック等、各自適切な方法でご計画ください。
広島駅周辺・広島市中心部が会場に近く便利です。
今年は被爆70周年にあたり、秋口でも宿泊の予約が困難になると思われます。早めの予約をお勧めいたします。
※交通費について45,000円を超える方には管区より補助があります。当日受付で申告してください。
※問い合わせは、管区事務所または、広島復活教会(連絡先・上記)にお願い致します。


※申込用紙とご案内はpdfでご覧頂けます
ご案内 http://www.nskk.org/province/others/15jinken_annaai.pdf
参加申込み書 http://www.nskk.org/province/others/15jinken_moshikomi.pdf


主なプログラム


【“2015年 日本聖公会人権セミナーのご案内”の続きを読む】

2015.05.29 | 人権問題

2014年 日本聖公会人権セミナーのご案内

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テーマ:キリスト教信仰と人権
「正義を洪水のように、恵みの業を大河のように、尽きることなく流れさせよ」  
(アモス5:24)


教会の中では、人権に関わる問題は信仰的課題というよりも社会的、政治的問題であるとの理解が多いのではないでしょうか。「あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわちわたしにしたのである。」(マタイ25:40)と言われた主イエスに従って、社会的、政治的な問題のために傷ついた人々、苦しんでいる人々、「小さくされた人々」に仕えることは、信仰の基本的な課題であり、全聖公会中央協議会(ACC)も「宣教の五つの指針」の一つに「不正な社会構造の変革を追求すること」を挙げています。

この度人権セミナーを開催するに当たり、人権が大きく損なわれている様々な問題に対して、私たちがより関心を深めることの大切さと共に、この基本的な問題「キリスト教信仰と人権」について今一度しっかりと学びたいと思います。基調講演を関田寛雄先生にお願いいたしました。人権についての聖書的メッセージと、そのみ言葉に根ざした人権に関わる実践についてのお話を伺います。プログラムは別紙の通りですが、基調講演やフィールドワークなどの部分参加も歓迎します。皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。

日 程:2014年10月28日(火)~30日(木)
会 場:横浜教区 横浜聖アンデレ教会 
〒221-0852 神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢下町14-57 TEL 045-321-4989 FAX 045-321-4992
定 員:50人 ※部分参加を含めて、多くの方々のご参加をお待ちしております。
参加費:全日程参加:4,000円
部分参加:1,000円(資料代)
食事:夕食(28日・29日)各1,500円

【講師】
関田寛雄氏(基調講演「キリスト教信仰と人権」)
佐藤直子氏(講演会と東京入国管理局(品川区)面会フィールドワーク)
後藤 周氏(横浜市、関東大震災慰霊碑等フィールドワーク)
三浦知久氏(川崎市、桜本フィールドワーク)
桜井武麿氏(横浜市、寿町フィールドワーク)
村井恵子氏(国連女性地位委員会参加報告)

ドキュメンタリー映画上映  映画「SAYAMA」みえない手錠をはずすまで
「狭山事件」の石川一雄さんご夫妻に寄り添った3年間のドキュメンタリー。50年間、殺人犯というレッテルを背負いながら、泣き笑い怒り、日々を凛として生き抜く夫婦の物語。


●申し込み締め切り:9月15日(申込み用紙に必要事項をご記入いただき管区へ郵送またはFAX下さい。)
●申し込み先:日本聖公会管区事務所 


※詳細はご案内をご覧ください。pdfファイルで開きます

2014.08.07 | 人権問題

2012年人権セミナーについて

+主の御名を賛美いたします。
管区人権担当者では、毎年人権セミナーを開催しております。昨年は東日本大震災のために中止となりましたが、ここ数年は各教区で行っている人権活動に学ぶことも目的とし、各教区に人権セミナーを準備していただき開催してきました。

今年は北海道教区が担当してくださり、別紙案内にありますように「北海道の歴史を通して学ぶ-人権の視点から-」をテーマに主にアイヌの人々の歴史と文化、またアイヌ伝道についての学びを行うことになりました。

北海道以外の土地に住む者にとっては学ぶ機会の少ない課題ですが、北海道の大自然の中で生きてきた人々の歴史や文化を人権の視点から学ぶ貴重な機会であると思います。
どうぞ貴教会においても人権セミナーの案内を掲示し、信徒の皆さまにお勧めくださるようお願いいたします。


2012年7月17日
人権担当主教 
 主教 大西 修
人権担当者 
 司祭 武藤謙一
 司祭 井口 諭
 司祭 中島省三
 執事 奥村貴充


2012年 日本聖公会人権セミナーのご案内
テーマ:北海道の歴史を通して学ぶ ―人権の視点から―

どのような差別も、その土地に生きる人々の営みの連環性と重層性、すなわち歴史経験を背景として持っています。今回は、北海道とそこに生きてきた人々の歴史を「人権の視点」から省みます。日本の「近代化」や「植民地政策」という大きな歴史的文脈と共に、その中で生身の人間として生きてきた人々の歴史に触れる事を通して、人権について理解を深めたいと思います。下記のお二人の外部講演者に加え、北海道教区のアイヌ伝道の歴史的意義と課題について振り返り学ぶ機会として、有珠聖公会(バチラー夫妻記念聖堂)において、大友正幸司祭からの講演を予定しています。

また、毎年開催の北海道教区宣教活動推進部主催の「人権について考え祈る集い」に合流し、セミナー参加者と北海道教区の参加者の双方が、現在取り組んでいる活動や、そこでの思いを、交わりの中で分かち合う機会を設けました。皆様の参加を心より期待しています。(2012年7月)

日本聖公会人権担当主教:主教 大西 修
日本聖公会人権担当:司祭 武藤謙一
北海道教区人権担当:司祭 大町信也


《講演予定》

【小松 豊 さん】札幌郷土を掘る会代表

基調講演をいただきます。同会は、「身近なところで無視され隠されてきた 民衆の歴史に光をあて平和と人権の尊さを今に問う」事をテーマに活動。強制労働(アイヌ・囚人・タコ部屋・中国・朝鮮人強制連行)などに関する聞き取り調査・フィールドワーク・民衆史講座の開催・出版活動を通して、民衆視点から歴史の掘り起しを展開しておられます。

【横山むつみ さん】知里幸恵 銀のしずく記念館 館長

「アイヌ神謡集」を残し19歳で早世した登別出身のアイヌ女性、知里幸恵の生涯と働きを紹介する同記念館を2010年に開館。ご自身は、知里高央の娘、幸恵・真志保の姪でもあられる。同館には、知里家と聖公会のアイヌ伝道との関わりを知る展示も多数あります。今回は、登別の同館を訪ねると共に、同館にて横山さんからの講演をお聞きします。


《人権セミナー要綱》

日程:2012年10月10日(水)~12日(金)
主会場:札幌キリスト教会 札幌市北区北8条西6丁目2-18 電話:011-747-7339
定員:30名  ※フィールドスタディーツアーの関連から人数に制限を設けていますので、お早めにお申し込みください。
申込メ切:8月31日
申込み先:管区事務所 ファックス:03-5228-3175
参 加 費:6,000円
(食事代 1,000×3、入館料 1,000円 バス代1,500円 保険料等 500円)

※宿泊について:ホテルパック等、各自安価な方法をご利用ください。(札幌駅北口周辺のホテル)
※交通費について:45,000円を超える方には管区より補助いたします。



プログラムはPDFファイルにてご覧頂けます
http://www.nskk.org/province/others/jinken1207.pdf

2012.07.23 | 人権問題

2010年「人権セミナー」報告書送付のお知らせ

+ 主イエス・キリストのご復活をお祝い申し上げます。

 いつも管区の人権問題担当の働きにご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。大変遅くなりましたが2010年に行われました「人権セミナー」の報告書ができましたのでお送りいたします。昨年度の人権セミナーは管区人権担当者が企画して「狭山事件」についての学びを行いました。狭山事件から47年が経ってもなお「見えない手錠」をかけられたままの石川一男さんや妻早智子さんのお話しも載せてあります。どうぞじっくりとお読みくださるようお勧めいたします。そして第三次再審請求に向けての支援を今後ともよろしくお願いいたします。また部落解放同盟東京都連委員長長谷川三郎氏の講演録には、いわれなき差別が今もなお起こっていることが語られています。その現実をも直視し、主キリストの福音にたって、神様によって与えられたかけがえのない命の尊厳が守られるようにと、祈り、また働きかけていく思いを新たにしていただければ幸いです。また信徒の皆さまにも読んでいただけるようご配慮くださいますようお願いいたします。

東日本大震災の被災者また支援する人々のことを覚えつつ。

2011年4月25日

管区人権問題担当
司祭 武藤謙一


※報告書は各教会・礼拝堂・教区事務所/教務所に配布致しました。

2011.05.06 | 人権問題

2010年日本聖公会人権セミナーのご案内

+主の御名を賛美いたします。
管区人権担当者はここ数年、各教区の特徴を活かし、各教区の人権への取り組みに学ぶ人権セミナーを開催してまいりました。しかし昨年は様々な事情から開催することができませんでした。今年もこれまでのように各教区の特徴を活かしたセミナーの開催を考えましたが、結果的に管区人権担当者主催の人権セミナーを以下のように開催いたします。

 今回は「狭山事件」に学びます。狭山事件は現在、再審に向けて全国的な運動が繰り広げられ、また裁判所、弁護団、検察官による三者協議が行われており、今後の動向が注目されています。このような時に被差別部落出身者であるが故に犯人とされ、無期懲役となり、現在も無実を訴えておられる石川一雄さんご本人の声に耳を傾けたいと思います。そして、今もなお続く部落差別の現実に目を向け、イエス・キリストの福音にたって一人ひとりの尊厳が守られるためにわたしたちに何ができるのかを考えたいものです。
 一人でも多くの皆さんの参加をお待ちしています。


日 時:
2010年9月27日(月)~29日(水)

場 所:
東京牛込聖公会聖バルナバ教会会館
〒162-0805 東京都新宿区矢来町65  ℡ 03-3268-8067
※お問い合わせは管区事務所にお願いいたします。

参加費:
5,000円(宿泊、朝食は含みません)
* 参加費は当日受付けでお支払いいただきます。
* 宿泊について遠方の方はホテルパックをご利用なさると割安になりますので、ホテルパックのご利用をお勧めいたします。
* ホテルパックを利用なさらずホテルをご希望の方は申込書にその旨をご記入ください。こちらで手配いたします(福岡会館 二泊 16,700円)。
* 交通費・宿泊費が45,000円を超える方には管区よりのいくらかの補助を出しますが、教区、教会での援助もお願いいたします。

持ち物:

祈祷書、聖書(聖歌集は用意いたします)、
二日目の午後は現地学習で歩きます。
雨具や帽子などをご用意ください。

申込み先:
日本聖公会管区事務所(FAXまたは郵送)
〒 162-0805 東京都新宿区矢来町65
℡ 03-5228-3171 FAX 03-5228-3175

締め切り:

2010年8月27日(金)

問い合せ:

濱生正直司祭(九州教区 福岡聖パウロ教会)
   ℡ 092-751-0097
三浦恒久司祭(京都教区 桃山基督教会)
    ℡ 075-611-2790
武藤謙一司祭(横浜教区 沼津聖ヨハネ教会)
    ℡ 055-962-5471



スケジュールや申込用紙はこちらです。
http://www.nskk.org/province/others/10jinken_seminar.pdf

2010.08.03 | 人権問題

狭山事件―「見えない手錠」をはずすまで

ご利用ください

狭山事件―「見えない手錠」をはずすまで
    
主の御名を賛美いたします。
復活祭を目前に主の十字架に思いを寄せ、それぞれの十字架と向き合う時期になっております。

今回「同宗連」から「『同宗連』人権啓発資料③」として「狭山事件―『見えない手錠』をはずすまで」が発行されました。聖公会では各教会に一冊ずつお配りします。どうか手に取って見て、読んでいただきたく、ご案内いたします。

ご存じのとおり、1997年9月に「『中川差別発言』総括報告書」が発行されました。その時、私たちは部落差別によって差別されている人々の痛みに寄り添い差別に向き合うことを決意しました。「報告書」の中の主教会総括の「今後の取り組みについての決意」で、具体的に「狭山事件」に取り組むように呼びかけるとの決意表明がされました。

「狭山事件」は日本の部落差別の重大な出来事です。しかし、聖公会の教会の中で、「狭山事件、石川一雄さんのことはよくわからない」というような状況があると思われます。
「狭山事件」を理解する手掛かりとして今回発行された資料をお送りします。教会の中でもこの資料を利用して学習会など開いていただけたら主教会の呼びかけが生きたものとなります。
余部が1冊100円で用意されております。ご希望があれば管区にお申し出でください。送料は別途お願いします。

2009年3月31日         

人権担当主教 五十嵐 正司
管区 人権問題担当
司祭 濱生正直
司祭 三浦恒久
鈴木 慰

2009.04.08 | 人権問題

2008年 日本聖公会人権セミナーご案内

 「人権セミナー」のご案内をいたします。

 「人権セミナー」は各教区の特徴を活かし、担当教区の企画で行われるようになりまして4年目を迎えます。現在まで中部、京都、九州で開催されてまいりましたが、今年は大阪教区の担当となりました。真夏の8月に開催されていましたものを少しずらせて、9月に開催することに致しました。
ご案内が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

私たちが生活するそれぞれの地域には、人権に関するテーマは数多くあるものです。大阪では、JR環状線に沿って、在日韓国・朝鮮人(鶴橋)、日雇い労働者(新今宮)、被差別部落の人々(芦原橋)、ウチナー(大正)の人々の生活とそれに関わるフィールドが連なっています。また大阪では、障がい者が声を挙げて、駅にエレベーターの設置を促してきた歴史もあります。この歩みには聖公会信徒も大きく関わっていました。近頃はこの環状線で、“人身事故で延着します“とのアナウンスに出くわすことも結構多く、人が自殺に追い込まれていくという社会状況をひしひしと感じさせられてもいます。

また、指紋押捺拒否運動で廃絶させた指紋制度も、テロ対策という名目のもと、かたちを変えて復活するという時代状況の変化に戸惑いと怒りを覚える昨今です。

そんな大阪で、今年は「聖公会生野センター」が新しい拠点に移転しました。住民の4分の1が在日韓国・朝鮮人といわれる生野区も、ニューカマーと呼ばれる人や、滞日外国人の増加という変化もありますし、韓流ブームもあれば嫌韓流にうんざりといった事情の中で開設17年目を迎えました。今回は同センターの働きをご紹介しながら、動いていく時代状況の中で、人権に関わる問題を福音の光に照らして私たちはどのように捉えていくか、大阪の街を歩きながら一緒に考えてみませんか。
皆さまのご参加をお待ちしています。


2008年7月
日本聖公会 管区人権担当者





●2008年 日本聖公会人権セミナー要領

主  題
“共に生きる社会“をめざして

主題聖句 
「起きよ、光を放て。あなたを照らす光は昇り、主の栄光はあなたの上に輝く。見よ、闇は地を覆い、暗黒が国々を包んでいる。しかし、あなたの上には主が輝き出で、主の栄光があなたの上に現れる。」 イザヤ書60:1、2

日  時  
2008年9月8日(月)15時~10日(水)13時

場  所  
日本聖公会大阪城南キリスト教会
〒543-0026 大阪市天王寺区東上町8-30
電話: 06-6772-4152 FAX: 06-6772-0686
ホテル アウィーナ大阪
〒543-0031 大阪市天王寺区石ケ辻町19番12号
電話: 06-6772-1441

参加費用  
20,000円(宿泊費、食費、資料代)
※会費は当日集めます。
※部分参加ご希望の方はお問い合わせください(齊藤まで)。
※遠方よりおいでになる方のために補助を考えています。

主  催  
大阪教区教務局宣教部(社会宣教委員会)
日本聖公会管区人権担当者

申 込 先  
日本聖公会管区事務所(FAXまたは郵送)
〒162-0805 東京都新宿区矢来町65
電話: 03-5228-3171 FAX: 03-5228-3175

締め切り  2008年8月8日(金)

問合せ先  
齊藤 壹(大阪教区・大阪城南キリスト教会)
電話: 06-6772-4252 FAX: 06-6772-0686

※ 祈祷書、聖書、聖歌集は主催者側において用意します。






ご案内・申込用紙はこちらでご覧いただけます。(pdfファイルで開きます)
http://www.nskk.org/province//others/jinken08.pdf

2008.07.25 | 人権問題

ハンセン病基本法制定のための百万人署名のお願い

■送付物のご案内


2007年10月28日
日本聖公会管区事務所
宣教主事 司祭 武藤謙一 
宣教主査 司祭 木村直樹 
(ハンセン病問題担当)

主の平和
 わたしたち日本聖公会の歴史には、近代日本のハンセン病患者救済活動に献身したハンナ・リデル女史、コンウォール・リー女史の偉大な足跡があります。彼女たちやその協働者の働きの結果、ハンセン病療養所の入所者の約一割が聖公会信徒となっています。
 ハンセン病は治る病気であり、新しい患者も皆無に近く、新しい患者は、療養所ではなく外来で診療を受けています。現在の療養所は、ハンセン病患者の療養所ではなく、ハンセン病が治癒した回復者の生活と介護の場となっているのです。入所者は、日本の誤ったハンセン病政策によって、無理やりに家族から引き離され、療養所に強制的に隔離され、さらに強制断種・堕胎によって子孫を持つことを断念させられた人々です。無らい県運動と呼ばれる政策によって、日本社会に植え付けられた偏見は、未だに根強いものがあり、さらに強制隔離や強制断種・堕胎の根拠となった「らい予防法」が廃止されたのは、世界のハンセン病政策転換から遅れること40年後の1996年のことで、すでに高齢となっていた多くの入所者は、社会復帰制度の不備もあって、療養所で最期の時を迎えざるを得ない状況に置かれています。
 現在、入所者は3000人を割り、平均年齢は79歳となっています。家族や故郷から引き離され、帰る場所を失った入所者にとって、自分の生活する場である療養所は第二の故郷です。入所者はこの第二の故郷で、自分の最期の時を、安心して迎えたいと願っておられます。
 しかし入所者に責任を持つ厚生労働省は、将来に不安を持つ彼らの思いに応えようとせず、何らの将来構想も示していません。そこで入所者で作る全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)は、療養所全体の社会復帰、つまり療養所を社会に開放し、療養所内に、回復者・退所者以外の人々も利用できる市民に開かれた病院、介護施設などを作る構想を立て、その実現のための活動を開始しました。
 しかしそのためには、「らい予防法」廃止にともなって制定された「らい予防法廃止に関する法律」が壁となっています。この法律によって、療養所の回復者・退所者以外の利用が禁止されているからです。
 苛酷な人生を送らざるを得なかったハンセン病回復者の最期の願いは、安心して最期を迎えられる環境の実現にあります。このためには「らい予防法廃止に関する法律」を廃止して、新たに「ハンセン病基本法」を制定することが、絶対に必要です。日本聖公会は賛同団体となりましたが、新法実現のためには、ひとりでも多くの人の賛同と署名が必要となります。全療協は100万人署名を目標としています。
 わたしたち日本聖公会が、近代日本のハンセン病患者救済の先駆者であったリデル女史、患者の尊厳と人権を最後まで守りとおしたリー女史の足跡を誇りとするならば、ハンセン病問題の終焉期に当たって、入所者の方々の願いを実現するために、ぜひ100万人署名運動への参加をお願いする次第です。
在主

【署名についての留意事項】
・署名用紙が足りない時は、http://www5b.biglobe.ne.jp/%7Enaoko-k/shomei/form.pdfからダウンロードすることができます。またこのウェブページには、ハンセン病ニュースで検索して入れます。
・署名用紙にある【取扱団体】の欄には、日本聖公会と記入してください。
・記名済みの署名用紙は、署名用紙にある【集約団体】に直接送るか、管区事務所にお送りください。
・署名の第一次集約は、2007年12月15日が予定されています。




追記;2008/1/9

592名の方から署名を頂きました。
ご協力有難うございます。


追記;2008/5/1

さらに269名分の署名が届き、
先方に郵送いたしました。
ご協力有難うございます。

引き続き署名を集めています。
ご賛同くださる方は、管区事務所までご返送ください。
どうぞよろしくお願い致します。

2007.11.01 | 人権問題

2006年日本聖公会人権セミナー報告書送付について

■送付物のご案内

各教役者・各教会・各教区・各関連施設御中


 主の御名を賛美いたします。
 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
 さて、酷暑の京都で開催された2006年人権セミナーから、1年が経過いたしました。当初、半年後に報告書を作成し、送付しようと計画を立てていましたが、忙しさに紛れ、今日までになってしましました。誠に申し訳ございません。
 この報告者が、人権教育の資料の一つとして、また差別撤廃に向けての皆さんの力づけと励ましになりますよう、お祈り申し上げます。
 皆様の上に、主の平安がありますように。


2007年9月21日

2006年人権セミナー担当  京都教区宣教局社会部
京都教区人権担当者 
管区人権担当者

2007.10.12 | 人権問題

ハンセン病啓発 子ども向け絵本「ハンセン病のお話し」出版に関してのお願い

■送付物のご案内


2007年9月20日
関連関係者のみなさまへ

日本聖公会人権担当主教
ガブリエル 五十嵐正司

 
日本聖公会GFS全国研修会が九州教区で開催されました。その時のテーマが「ハンセン病を学び、偏見と差別をなくそう」でした。研修会参加者の中から「小学生向けの啓発パンフレットがあったら」との声があり、それを受け、九州教区GFSは手作りでパンフレットを作ることにし、取り組みを始めました。最終的には熊本GFSの秋山みどりさんの文と絵を採用することになりました。時同じくして、日本聖公会の管区でも子ども向けのパンフレットの発行を考えていました。そこで、GFSで作成中のものを採用し、今回3000部を印刷いたしました。
 多くの人たちの願いによってこの本(パンフレット)が出来上がりました。一人でも多くの方が手にし、ハンセン病に対して正しい理解をしていただきたいと思っています。
 作者の秋山みどりさんは「絵本作りは全くの素人です。元患者さんとの関わりの中から発想しました。低学年向けを心掛けたのですが、文も絵もわかりやすいかどうか不安です。特にイエス様を描くのが難しくて、後姿になってしまいました。どうか日曜学校、関連学校、また大人の方もご利用ください」と語られています。
 無料ですので、必要部数を日本聖公会管区事務所に申し込まれて、大いに活用くださいますようお願いいたします。


hansen_sasshi.jpg

冊子はA5サイズです。

2007.09.27 | 人権問題

2006年日本聖公会人権セミナー報告書送付について

■送付物のご案内


各教役者・各教会・各教区・各関連施設様

主の御名を賛美いたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
さて、酷暑の京都で開催された2006年人権セミナーから、1年が経過いたしました。当初、半年後に報告書を作成し、送付しようと計画を立てていましたが、忙しさに紛れ、今日までになってしましました。誠に申し訳ございません。
この報告者が、人権教育の資料の一つとして、また差別撤廃に向けての皆さんの力づけと励ましになりますよう、お祈り申し上げます。
皆様の上に、主の平安がありますように。


2007年9月21日

2006年人権セミナー担当  京都教区宣教局社会部
京都教区人権担当者 
管区人権担当者

2007.09.27 | 人権問題

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