九州教区・九州地震被災者支援室より第7信

「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。」ロマ8:35

+主の御降誕をお祝い申し上げます。

まもなく九州地震の発生から8ヶ月。皆さまの祈りとご支援に心より感謝申し上げます。

11月18日に西原村の最後の避難所が閉鎖され、熊本県内の避難所数は0に。しかしこれは決して避難者数が0となったことを意味しません。避難所と呼ばれる場所は無くされたものの仮設住宅やコンテナハウス、壊れた納屋を改造し暮らす人、さらにはビニールハウスで生活を続ける避難者がおられます。とくに他地域から初めて支援活動に参加した人たちは、そんな被災地の実態に触れ、一様に驚きを隠せません。

時間の経過とともに多くの支援団体が活動を縮小し、また撤退していく現実があります。私たちも同様に活動の継続に困難を感じておりますが、他方ではまだまだ多種多様な支援の必要を痛感させられます。大切なのは、見えにくくなっている必要をどう見出し接点を作っていけるか、ではないかと感じています。

…ということで、今しばらくは地道に丁寧に、出会った被災者に関わり、助け合いの輪を広げていくよう取り組んでまいりたいと思います。


◆引き続き、ボランティア募集中‼ です。

  • まずは登録(各教区事務所を経由し九州教区事務所へFAX)をお願いいたします。
  • 現在、毎週水曜日から土曜日までの4日間に限定し支援活動を行っています。(ボランティアセンターへの宿泊は、原則火曜日の夕から土曜日まで可能です。)
  • 活動の様子は、日本聖公会九州教区のウェブサイト内でご覧になれます。
  • 力仕事の作業ばかりでなく「出前カフェ」などを含めた訪問ボランティア、関りある園芸店でのフラワーアレンジメント体験を組み込んだ訪問プログラム、などの可能性もあります。お問い合わせください。
※活動の手配・調整の都合上、ボランティア登録は1週間前までにお願いします。

◆年末年始は12月30日(金)から1月3日(火)までお休みします。
 新年は1月4日(水)より活動を開始します。ぜひご参加ください。

「熊本聖三一ボランティアセンター」
〒861-8035熊本市東区御領一丁目10-71
連絡先 TEL/FAX 096-384-3202(熊本聖三一教会)

ご協力よろしくお願いいたします。

2016年12月13日

九州教区主教 ルカ 武藤 謙一
九州教区・九州地震被災者支援室 
室長 司祭 マルコ 柴本 孝夫

2016.12.14 | 九州教区・九州地震被災者支援室

九州教区・九州地震被災者支援室より第6信  支援活動~被災者を「孤立させない」ため~の取り組みについて

「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。」ロマ8:35


+主の平和がありますように

はじめに、皆さまの日々の篤い祈りとご支援ご協力に心より感謝申し上げます。

4月14日・16日、前震・本震の発生から丸5カ月が経過しました。この間、唯一の不明者だった大学生・大和晃さんの遺体が発見される(8月15日)など、人の命の重み、また今尚被災地に多くの痛みと悲しみが渦巻いていることをあらためて感じさせられます。

ご存知のとおり、この度の地震被害は収束したわけではなく、震度1以上の地震はすでに2,113回を超えており、時折震度3以上の強い余震が発生しています。
先日の報道によれば(9月13日現在)、熊本県の罹災証明書発行件数は、184,588件。その内訳は、全壊12,643件(6.8%)、大規模半壊12,275件(6.6%)、半壊43,759件(23.7%)、一部損壊115,911件(62.8%)。
私たちが度々訪問している益城町のある地区は、その一帯のほとんどの家がつぶれたり傾いたりしており、「この地区の建物はすべて取り壊さないといけない。私たちの町が消えてしまう」と嘆く人たちの声が聞かれます。
9月半ばで多くの避難所が閉鎖され、仮設住宅や新たな住居に移行する人々もいますが、他方、壊れた自宅の前に小屋を建て、あるいはコンテナハウスを設けて住み続けている人も見られます。まだまだ「生活再建」には程遠い状況にある人々が多く見受けられます。


◆《重要》ボランティアセンター移転について
これまで活動の拠点にしてきた熊本聖三一教会は、続く余震により建物の痛みが進み、9月末から修復工事を実施することとなりました。したがってこの教会で支援活動を続けることが困難となりました。しかし私たちは、今しばらくこの活動を継続させる必要を感じています。そこで新たに熊本市東区の住宅を借り受け活動拠点とすることにしました。2階建ての木造家屋で、ある程度広いスペースを確保することができました。10月4日以降はこの新拠点を中心に活動することとなります。所在は以下のとおりです。

 「熊本聖三一ボランティアセンター」
〒861-8035 熊本市東区御領一丁目10-71
連絡先 TEL/FAX 096-384-3202(熊本聖三一教会)


名称は変更いたしません。現地に「看板」を設置します。
固定電話はありませんので、連絡先は当面、これまで通り熊本聖三一教会といたします。

難点はこれまでと比べてアクセスが不便になること。熊本聖三一教会から車で約15分の距離です。公共交通機関を使いボランティア活動に参加してくださる方は、スタッフと事前に打ち合わせをした上で、熊本聖三一教会等で待ち合わせて移動することになります。


◆支援活動の展望について
私たちは、この活動を通して直接被災地に立ち、九州地震(熊本地震)による被害が極めて甚大であることを、目の当たりにし続けてきました。また繰り返し唱えてきた「九州地震被災者のため」の祈りにあるとおり「今なお余震が続き…過酷な日々を過ごす人びと」、「心に傷を負い、不安の中に置かれ」ている人々との出会い、そして関わりを経験してきました。そのように、生活困窮状態が続いている人々、またなかなか新生活へ移行できない人々が多数おられる被災地の現状に触れ、今しばらくは、被災者の必要を見極めつつ工夫して支援活動を継続することにしました。これまでの片付け・清掃、各補修作業、塀の解体やガレキ撤去の作業に加え、さらに需要が増えると思われる引っ越しの手伝いや、仮設住宅の訪問、傾聴や子どもたち向けの本読み聞かせなど、精神的サポートにも取り組みたいと思います。
但し、教会外にボランティアセンターを設けての活動は、本震発生日(4月16日)を起点として、半年(10月16日)を節目として体制の見直しを図ります(週の活動日数を限定し、より集中した活動を行う方向で調整中)。その後2か月毎を目安に活動内容を見直し、最長1年の活動としたいと考えています。


◆ボランティア募集中!! です。
ボランティア登録延人数は、9月23日現在で225名となりました。九州教区内の各教会から、そして各教区から、さらに立教大学やプール学院など関係学校からも参加してくださっています。また多くのリピーターがおられることも大変心強く、励まされています。寝食を共にしつつ一緒に祈り働いて、よき交流の場、学び合いの場にもなっています。感謝いたします。上記「展望」にあるとおり今後活動体制を調整していきますが、ぜひ、支援ボランティアへのご参加よろしくお願いいたします。尚以下の点をご留意ください。
 ・登録は、活動開始希望日の少なくとも1週間前までにお願いいたします。
 ・現在、日曜日および月曜日は、「活動休止日」としています。
 ・体制変更等のお知らせは、下記ウェブサイトに掲載します。


◆九州教区のウェブサイトをご覧ください!
「日本聖公会九州教区」を検索。「About us」の「九州地震被災者支援室」をクリック。 さらに、「◎フェイスブック「FaceBook」版はコチラから」をクリック。
 これまでの具体的な活動の様子を見ることができます。
https://www.facebook.com/koritsusasenai


ご協力よろしくお願いいたします。

2016年 9月24日

九州教区主教 ルカ 武藤 謙一
九州教区・九州地震被災者支援室
室長 司祭 マルコ 柴本 孝夫

2016.09.29 | 九州教区・九州地震被災者支援室

ボランティア受入中止期間のお知らせ

+主の平和

 この度、九州教区・九州地震被災者支援活動「熊本聖三一ボランティアセンター」
の体制を調整するために、今月末9月27日(火)から10月1日(土)までのボランティア
受入をお休みすることといたしました。

※その前後、9月25日(日)・26日(月)、また10月2日(日)・3日(月)も元々活動休止日
につき、実質、9月25日(日)~10月3日(月)までが、ボランティア受入中止期間となります。
どうぞご了承ください。


九州教区・九州地震被災者支援室長
司祭 柴本孝夫

2016.09.06 | 九州教区・九州地震被災者支援室

英国からチャリティーコンサートのご報告

日本語英国教会のユキ・ジョンソンさんから、九州地区被災者支援の為のチャリティーコンサートのご報告です。




6月26日(日)にチャリティコンサートがJason Kouchak氏の主催、St.Martin's 教会と日本語英国教会の共催で行われました。開催の10日余り前までは、予約のチケットが数枚という状況で、主催のJason氏率いる合唱団の方々が中心になって奔走され、私たちのグループのメンバーも声掛けをして、当日は教会がいっぱいになるほど集まりました。

出演された音楽家の方々の中には九州に関連した曲を特別に練習して当日披露された方々もおりました。ビデオは下記追記でご覧ください。キリスト教とは直接関連のない方々が多かったのですが、コンサートの中で日英語で共に祈りを捧げることができました。

主催者の方の意向で半分は日本赤十字にそして半分は貴支援室へ送ることになりました。被災者の方々の支援活動の為に使ってくださると幸いです。

主の豊かなる恵みが、主教さまはじめ九州教区、そして支援室のボランティアの方々と共にありますように。

Yuki Johnson
Commissioned Lay Minister by Diocese of London
日本語英国教会

追記: チャリティコンサートの一部出演者の演奏が以下でご覧になることができます。


Jason Kouchak (piano) plays Oblivion by Astor Piazzolla and Itsuki Lullaby (traditional
https://www.youtube.com/watch?v=LIRILsxLtUc

Tsubasa Children's choir
https://www.youtube.com/watch?v=gB50KGxcPbk

Tamashii Taiko
https://www.youtube.com/watch?v=oTaBXW4uk4w

Laura (Flute)
https://www.youtube.com/watch?v=RKn0u7T44Wg
https://www.youtube.com/watch?v=jDonbJ64DO0

Lisa (Violin)
https://www.youtube.com/watch?v=b74vnzvgz7g
https://www.youtube.com/watch?v=sB3RMhbIJ1Q

2016.07.08 | 九州教区・九州地震被災者支援室

九州教区・九州地震被災者支援室より第4信

「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。」ロマ8:35

支援活動~被災者を「孤立させない」ため~の取り組みについて

+主の平和がありますように
 地震発生から一ヶ月半。現地ではなおも余震が続いています。いったいいつになったら収束するのか。不安と苛立ちの中で、被災者はまさに限界を感じています。しかし梅雨を目前にし、居場所の確保や整備に取り組まざるを得ません。雨による土砂災害他二次災害への警戒、気温上昇による衛生状態悪化など被災地の課題は山積し混乱が続いています。
 これまでの大震災と比べれば、ごく限られた地域での被害と言えるかもしれませんが、それでも人々が以前のような暮らしや落ち着いた心を取り戻していくのは決して容易ではありません。多くの皆さんと協力し、支援活動を継続していきたいと思います。


◆活動について

実際に取り組んできて、次第に明確になってきた活動方法、そして方針は・・・
①「巡回・訪問」を大切に、繰り返し丁寧に取り組むこと。
②被災した方々と直接顔を合わせ、思いを聴き、信頼関係を育むこと。
③築いた信頼関係から、個別の、また周辺の「必要」を見出していくこと。
④そして、その「必要」に応える取り組みを展開すること。
 当面、この流れを意識しながら、取り組んでまいりたいと思っています。

最近の活動から
 「孤立させないため」に、被害の大きかった益城町に通い、テント、車中、ビニールハウス、車庫などで生活をしておられる家庭、また在宅でも特に高齢者への訪問を継続。一つ一つの出会いを大切にしながら関わりの輪を広げ、即座にニーズに対応できるようにしています。その中でも「地域ボランティア」さんとの出会いは私たちと地域を繋いでくれる、とても重要な存在となっています。
今直面しているのは瓦礫、ゴミの撤去問題。一般ゴミと災害ゴミの区別、分別が非常に難しく、被災者を悩ませています。ボランティアセンターではゴミの分別、一時仮置き場への捨て方の要領も得、現在はダンプカーを使ってのゴミ運搬を多く手掛けています。依頼された作業のみを行うのではなく、交流、傾聴をとくに大切にしています。「家が片付いても何もやる気が起こらない」という方も多く、これからますます継続した心のケアが必要になってくると思います。
 熊本聖三一教会では、信徒がボランティアセンターを支えており、配布用のおかずとボランティアのご飯を作って下さっています。自らもまだ落ち着いていない状態にありながらも教会に来て活動し、みんなとおしゃべりすることで、実は自分が癒されていたというお話を礼拝後の茶話会で聞くことができました。現在は、おかずを作ってくれた信徒が、私たちボランティアと共に、直接益城町まで届けに行くという活動も始まったところです。


◆九州教区のウェブサイトをご覧ください!

「どんな活動をしているのか伝わってこない」との声が聞かれます。ご指摘のとおり、広報についても多くの課題を抱えておりますが、当通信文のほかにウェブサイトでの情報発信を行っています。ぜひご覧ください。
→「日本聖公会九州教区」を検索。「About us」の「九州地震被災者支援室」をクリック。 さらに、「◎フェイスブック「FaceBook」版はコチラから」をクリック。
 これまでの具体的な活動の様子を見ることができます。
https://www.facebook.com/koritsusasenai


◆ボランティアを募集しています。

 ボランティアの力を活かし、被災地の「必要」にマッチさせるために支援室も努力しています。私たちは被災した方々と直接顔を合わせることから活動を始めています。短期のボランティアもOKですが、その関係づくりを大切にするためにも、とくに定期的な関わり、中・長期に取り組めるボランティアを求めています。
手続きは、基本的に「第2信」の「募集要項」に沿ってお願いいたします。

・ボランティア登録票に記入し、所属教会の牧師を通して各教区事務所へ送信。
  各教区事務所から九州教区事務所までファクス送信されます。
  (記録と万一の事故対応のため必ず必要。二回目以降の申込者も必ずお送りください。)
  内容確認後、支援室から本人へ連絡し調整の上、活動期間を決定いたします。

・被災者の必要、当支援室の力量も踏まえ、受入の可否、活動期間等について判断・
 調整させていただきます。ご了承ください。

・ボランティア活動を目的にした被災地への移動に関し、各自治体で高速道路通行料やその他交通機関についての補助が出される場合があります、各自お調べください。





◆祈り「九州地震被災者のため」 礼拝、集会また個人でお捧げください。

命と愛の源である神よ、地震により世を去った人びとの魂が、
あなたのもとで安らかに憩うことができますように祈ります。
一瞬にして、大切な家族や友人、また家や財産をなくし、
茫然と立ち尽くす人びとがいます。
今なお余震が続き、避難所、テント、車中などで、
過酷な日々を過ごす人びとがいます。
どうか主が、共にいてくださいますように。
強い揺れにより、子どもたちまた大人たちが心に傷を負い、
不安の中に置かれています。
どうか主が、癒しと希望をお与えくださいますように。
何ものもわたしたちをキリストの愛から引き離すことはできません。
この苦難の時も、主の模範に従って、誰も孤立させないために、
互いに祈り支えあうことができますように。
すべての九州地震被災者支援の働きを祝し用いてください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

※広く「熊本地震」の名称が使われておりますが、被害は熊本県にとどまらず、
大分県、その他九州全域に及んでいることから「九州地震」としました。






ご協力よろしくお願いいたします。
2016年 5月31日

九州教区主教 ルカ 武藤 謙一
九州教区・九州地震被災者支援室
室長 司祭 マルコ柴本 孝夫

2016.06.01 | 九州教区・九州地震被災者支援室

「九州地震被災者のため」の祈り

+主の平和がありますように

九州教区の武藤主教さまより、「九州地震被災者のため」の祈りが届きました。支援に関わられている方々のご意見も反映され、今の大変な状況を具体的に覚えながら祈りたいということで、作られたとお聞きしています。すでに各教会でもお祈りくださっていると思いますが、引き続きお祈り、ご支援をよろしくお願いいたします。

九州教区被災者支援室の日々の活動の様子をフェイスブックで発信してくださっていますので、どうぞご覧ください。 https://www.facebook.com/koritsusasenai/ (九州教区のホームページからリンクされています。)

第4信の発信も準備されているとのことで、届き次第お知らせいたします。


日本聖公会 管区事務所 総主事
司祭 エッサイ 矢萩新一




九州地震被災者のため

命と愛の源である神よ、地震により世を去った人びとの魂が、あなたのもとで安らかに憩うことができますように祈ります。

一瞬にして、大切な家族や友人、また家や財産をなくし、茫然と立ち尽くす人びとがいます。

今なお余震が続き、避難所、テント、車中などで、過酷な日々を過ごす人びとがいます。

どうか主が、共にいてくださいますように。

強い揺れにより、子どもたちまた大人たちが心に傷を負い、不安の中に置かれています。

どうか主が、癒しと希望をお与えくださいますように。

何ものもわたしたちをキリストの愛から引き離すことはできません。

この苦難の時も、主の模範に従って、誰も孤立させないために、互いに祈り支えあうことができますように。

すべての九州地震被災者支援の働きを祝し用いてください。

主イエス・キリストによってお願いいたします。

アーメン

2016.05.25 | 九州教区・九州地震被災者支援室

九州教区・九州地震被災者支援室より第3信 / 支援活動~被災者を「孤立させない」ため~の取り組みについて

「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。」ロマ8:35


+主の平和がありますように

最初の大きな地震発生から三週間が過ぎました。日々伝えられる被災地の様子に触れ、全国の皆さまがご心配くださっていると思います。すでにご存知のとおり、現地では今尚強い余震が続いています。九州各地も揺れていますが、熊本では下から突き上げるような衝撃、また時にゴォーと唸るような音が響いて、足下で強大な力が動めいているのを感じます。今度の揺れはすぐ収まるのか、またも大きな地震につながるのではないかと皆不安を感じ続けています。これが被災地の現状です。


 さて、これまでの私たち支援室の活動についてお知らせいたします。

4月16日の本震発生翌日より教役者有志がチームに分かれ、安否確認、また被害状況の確認のために信徒宅、そして菊池黎明教会、リデルライトホーム及び降臨教会礼拝堂を訪問。地区、家により被害の大小は様々ながら、それぞれ直接話を聴いて実感したことは、皆これまで経験したことがないような恐怖体験を経て、次がいつやってくるのかと怯えるようにして過ごされていることでした。

その後も訪問を継続しつつ「必要」を探りながらの支援を実施。とくに断水が続いていた老人ホームへは教区内外の協力を得て大量の水やオムツ、ティッシュなどを届けることができました。そして各信徒宅の片付けも実施。どの家も激しく揺さぶられ、家電品、食器、本、衣類などありとあらゆるものが部屋に散乱。とくにガラスや陶器の食器、窓ガラスの破片などは危険で、自由に部屋の中を行き来することさえできない状態でした。壁に大小の亀裂が走り、大物家具やピアノが部屋の中を暴れ回るように移動し、ひっくり返ってしまった物も多く見られました。家族だけでは元に戻すことができず、荒れた部屋を片付ける気力も失い茫然と過ごす方も多数おられました。

屋外では、まわりの塀が倒れて道をふさぎ、その後は各家庭から出された不用品の山が道を狭くしています。ブロックやガレキ運びなど重労働作業の必要がたくさんあります。通常ならば工事のプロたちの仕事ですがとても手が回らない状況。なかなか要領を得ないままになんとか取り組んでいます。その他、一級建築士の資格を持つボランティアによる家屋の点検とアドバイスなどもすることができました。

ゴールデンウィークには、多くのボランティアの力を借りて被害の大きかった益城地区の、信徒の繋がりある数件のお宅での支援活動を実施。家の中から貴重品の数々を引き出し、避難しておられる場所へ運搬。経営されていた店舗の片付けや疲れがたまった被災者へのマッサージもすることができました。さらに奥まった地域や孤立しがちな高齢の被災者、小さな子どもたちのいる家庭へ救援物資を届ける取り組みなどもしました。

壊れた建物の中で過ごすことに不安を感じ、ビニールハウスやガレージで過ごす人、いまだ車中泊を続けている人もいます。しかし話すと「もっとひどい状態の人がいるから」「自分たちは命が助かったから」「皆と集まる場所があるから」恵まれている、という言葉を口にされ、切ない気持ちにさせられます。被災した人たちの物質的ダメージもさることながら、精神的ダメージはどれほどだろうかと途方に暮れる思いです。

今後被災地では、さらに多種多様な必要が出てくると思います。さらに訪問を繰り返しつつ、よく見聴きし取り組んでまいりたいと思っています。


これからの支援活動について話し合い、以下のことを決めました。

◆拠点の名称 「熊本聖三一ボランティアセンター」 とします。

◆スタッフ配置
上記ボランティアセンターの運営責任者を、当面は、
室長 柴本孝夫司祭
現地コーディネーター 山本尚生
久留米聖公教会牧師 中野准之(じゅんし)司祭 が交替で担当します。
加えて、5月下旬までは神戸教区の瀬山会治(えいじ)司祭の協力を得て運営します。

◆活動日
月曜日~土曜日。
日曜日は原則、活動はお休み。教会で礼拝を守り、集った人と共に過ごします。

◆活動内容
引き続き、被災信徒とそのまわりの人々の生活を支える活動を行います。
丁寧に訪問を繰り返しつつ「必要」を探りながらの支援。とくに被害が大きい益城、嘉島地区では、孤立した人、病者、高齢者、幼子のいる家庭などに配慮し活動します。さらに、西原村や南阿蘇での活動も模索します。

・現在、り災証明書の発行が始まり家屋倒壊判定も進められ、被災者の今後の動向が少し明らかになると思います。それら変化する必要に対応し支援していきます。

◆ボランティア手続きについて
・基本的には「第2信」記載の「募集要項」に沿って活動を継続。多数のボランティアを集結させてではなく、リレー形式等により広く多くの人たちの関わりを得て、継続した取り組みを目指したいと考えています。

 ・ボランティア登録票に記入し、所属教会の牧師を通して各教区事務所へ送信してください。各教区事務所から九州教区事務所までファクス送信してくださることになっています。その後、支援室から本人へ連絡し調整の上、活動期間及び内容を決定します。
記録と万一の事故対応のために必ず必要です。二回目以降申し込まれる方も必ずお送りください。(土・日は各教区事務所が休みのため連絡が遅れる場合があります。)

・被災者の必要と、当支援室の力量も踏まえ、受入の可否、活動期間等について判断・調整させていただきます。ご了承ください。

・ボランティア活動を目的にした被災地への移動に関し、各自治体で高速道路通行料やその他交通機関についての補助が出される場合があります、各自お調べくださることをお勧めいたします。

◆情報発信
フェイスブック「九州地震被災者支援室 日本聖公会九州教区」での情報発信をしています。その他、九州教区のホームページへの情報掲載等調整中です。
https://www.facebook.com/koritsusasenai/

ご協力よろしくお願いいたします。


2016年 5月 7日
九州教区主教 ルカ 武藤 謙一
九州教区・九州地震被災者支援室
室長 司祭 マルコ柴本 孝夫

2016.05.09 | 九州教区・九州地震被災者支援室

大地震が熊本を直撃/九州教区報No.544 2016年5月号から

4月14日(木)夜、震度7の大地震が熊本を襲ったことが報道されましたが、それは前震であり、16日(土)午前1時25分に、マグニチュード7.3の本震が熊本市内から益城町、そして阿蘇の周辺、特に南阿蘇村にまで及びました。

私たちに馴染み深い、熊本城の石垣が崩れ、阿蘇に向かう時にいつも見ていた阿蘇大橋が崩落するなど、大変な被害を受けました。

そして私たちの教区の熊本聖三一教会、菊池黎明教会、降臨教会礼拝堂もその影響を受けました。

熊本聖三一教会は、屋根瓦が落ち、壁に亀裂が生じ、天井板がはずれました。礼拝堂の洗礼盤が倒れて破損。また納骨堂の棚が倒壊。会館、牧師館内部も照明器具やエアコンがはずれ落ち、家具が壊れ、物が散乱しました。

国立療養所内にある菊池黎明教会は、礼拝堂の天井や壁に亀裂が入り、危険となったため礼拝堂での礼拝を中止しています。社会福祉施設リデルライトホームと、その中にある降臨教会礼拝堂も、壁また備品の一部が損傷いたしました。しかし、いずれも人的な直接の被害は受けずにすみました。

以下は、地震直後に、救援のために熊本に向かった人々が撮った写真です。

tokei.jpg
地震の起きた4月16日1時25分を指したままの熊本聖三一教会会館(親愛館)です。これは一階で、二階が牧師館。そしてこの家の屋根瓦が落ちて、壁に亀裂が生じました。

納骨堂
礼拝堂の正面裏側にある納骨堂は、骨壷の入ったボックスが倒れて、中には外に放り出されて壊れてしまったものもあります。

教会横
教会の南側にある、お隣の駐車場で、外壁のブロックや、牧師館の屋根瓦など崩れているガレキを取り除く作業中。

支援物資
教会には早速各地から救援物資が届き、会館である親愛館で、それらを整理しているところです。


続いて、益城町を走っている間に、その様子に驚いて写真に撮った町の姿です。

木造家屋
一階が倒れそうな、木造家屋の代表的な被害を受けた家。

倒壊ビル
ビルからはみ出した部分が崩落した建物。

石垣
元はどのような姿だったのか、想像がつかないほど壊れた石垣。

2016.05.06 | 九州教区・九州地震被災者支援室

九州教区・九州地震被災者支援室より第2信 支援活動~被災者を「孤立させない」ため~の取り組みについて

「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。
艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。」ロマ8:35


+主のみ名を賛美いたします。

被災地ではなおも余震が続いています。一度あるいは二度大きな揺れを経験した人々の不安また恐怖の感覚は、私たちの想像をはるかに超えて大変重くまた深いものがあります。しかし容易に生活の場から離れることはできない…そんな過酷な状況の中で毎日を過ごし続けておられる兄弟姉妹のことを覚えて祈り、支援活動に取り組みたいと思います。
さて、今後の支援活動についてお知らせいたします。

次の3点については、第1信でお知らせしたとおりです。

1.九州教区・九州地震被災者支援室の活動拠点は、熊本聖三一教会。
支援室構成-責任者武藤謙一教区主教、室長柴本孝夫司祭。
現地コーディネーター山﨑貞司司祭(熊本聖三一教会牧師)、山本尚生。
事務局として九州教区事務所。

2.被災者支援のための緊急募金
「九州地震被災者支援のため」等と明記の上、管区事務所へご送金ください。
① ゆうちょ銀行振替貯金:00120‐0‐78536
② 銀行振込:三菱東京UFJ銀行飯田橋支店(普)4515547
※名義はいずれも「ニッポンセイコウカイ」です。

3.支援物資収集ではなく物資購入のための募金に力を入れます。



■今後のボランティア活動について
4月14日の地震以降、私たちは手分けして、関わりある被災した方々のところを訪ね、安否確認をし、それぞれの被災状況またその思いを聴きました。

訪問して分かったことは、被害の程度の差こそあれ、皆が、これまでにない異常な揺れを経験し、尚も続く余震の恐怖に怯えながら心細い思いで過ごされていることは共通しています。でも、多くの方々が、さらに大きな被害を受けた人たちのことを思って大変遠慮深く慎ましく「私たちよりももっと大変な人を支援してください」と言われます。しかしそう言っている方々も決して軽い被害ではありません。そして懸命に、心を張り詰めつつ踏ん張っておられる状況です。

私たちは、大変少数でまた微力ですが、今こそ声をかけ合い、訪ね合い、必要な支援を届けていく。そして、 被災した方々を「孤立させない」ために 取り組みたいと思います。

先ず、教会信徒の各家庭を支え、さらにその周り(地域)の方々に、支援を広げていくやり方で、取り組んでいきたいと思います。初期は、近隣のボランティア有志10名ほどで活動を開始し、順次活動を拡大していきたいと考えています。

※被災地で広く活動したい方は、熊本市ほかの社会福祉協議会ボランティア活動に参加されるのもいいと思います。


■募集要項
http://nskkiinkai.blog116.fc2.com/blog-entry-475.html


ご協力よろしくお願いいたします。

2016年4月23日

九州教区主教 ルカ 武藤 謙一
九州教区・九州地震被災者支援室
室長 司祭 マルコ柴本 孝夫

2016.04.25 | 九州教区・九州地震被災者支援室

九州教区・九州地震被災者支援室より第2信【ボランティア募集要項】

■募集要項
1.活動開始  4月27日(水)~

2.活動拠点  日本聖公会熊本聖三一教会 
〒862-0956熊本市中央区水前寺公園28―14
TEL/FAX 096-384-3202
問い合わせ 柴本司祭携帯090-2393-1446

3.活動内容  当支援室が計画する以下の活動に従事する。
・被災者宅の荷物整理、清掃活動。
・住居まわりの瓦礫撤去。
・物資調達・運搬。
・食事作り、その他。

4.募集条件 
・拠点へ各自で集合。生活を整えつつ、力を合わせて活動できる方。
・寝袋持参。宿泊代不要。昼食代、銭湯代等は各自負担となります。
・交通費の支給、補助等はありません。
・大工仕事ができる方歓迎。

5.持参品   作業着、帽子、マスク、手袋、長靴など。

6.受入可能人数
スペースの都合上、拠点泊り込みでの支援は、一時期10名まで。その他、自宅、親戚、友人宅から通いでの支援や自分の車やテントに泊まりながらの支援、などの可能性もあります。ご相談ください。

7.申し込み
別紙の「ボランティア登録票」にご記入の上、所属教会の教役者を通して各教区事務所へお送りください。各教区事務所から九州教区事務所092-771-9857へファクス送信していただき、その後必要に応じて支援室からご本人へ連絡し、調整の上活動期間および内容を決定します。
ボランティア登録票(pdfファイル):
http://www.nskk.org/province/others/160425kyushuvolunteer.pdf

8.その他
各自あるいは、各教区でボランティア保険にご加入ください。


九州教区・九州地震被災者支援室より第2信 支援活動~被災者を「孤立させない」ため~の取り組みについて本文ヘ

2016.04.25 | 九州教区・九州地震被災者支援室

熊本聖三一教会の様子

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熊本聖三一教会の礼拝堂外壁。
縦横に亀裂が入っています。


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熊本聖三一教会ホール内部。
余震に不安を覚えながらも、信徒訪問や水、食料など支援物資の運搬と地域の状況確認を行なっています。

2016.04.21 | 九州教区・九州地震被災者支援室

九州地震被災者支援献金のお願い

+主の平和がありますように
報道等ですでにご承知の通り、4/14(木)21:26(M6.5・震度7)、16(土)01:25(M7.3・震度6強)に熊本を中心とした地震が発生しました。逝去された方々に魂の平安が、愛する家族をなくされた方々、不安な生活をされている方々、被害を受けられた方々に神さまからの慰めとお支えをお祈りいたします。

また、断続的に続く余震によって、被害はなおも広がっています。日本聖公会九州教区では「九州地震被災者支援室」が設置され、熊本聖三一教会を拠点として信徒の安否や近隣地域の現状把握につとめ、体制を整えつつあります。

被災者が必要とする物資は日々変化していること、支援先が定まっていないこと、大量の支援物資を保管する場所が確保できてないこと、また福岡市など比較的近隣で物資が入手でき、遠方から日数と費用をかけて送るよりも効率が良いことを踏まえて、救援物資ではなく資金で協力することを呼びかけさせていただきます。

現地の情報などは、「九州地震被災者支援室」から管区事務所を通して、各教区・教会へお知らせしていきますので、よろしくお願いいたします。

 「九州地震被災者支援室」の体制
責任者:主教 武藤謙一
室長:司祭 柴本孝夫
現地コーディネーター:司祭 山﨑貞司、山本尚生


「九州地震被災者支援のため」等と明記の上、管区事務所へご送金ください。
(他の献金と併せて送金してくださっても結構です。)
当面の募金期間は今年中といたします。送金先の混乱を避けるため、九州教区ではなく、管区事務所に募金窓口を一本化いたします。教区によっては、各教区事務所へ集約されるかと存じますが、各教区から管区へ送金くだされば幸いです。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

2016年4月19日
日本聖公会 管区事務所
総主事 司祭 矢萩新一




送金要領:
1. ゆうちょ銀行振替貯金:00120‐0‐78536
2. 銀行振込:三菱東京UFJ銀行飯田橋支店(普)4515547
※名義はいずれも「ニッポンセイコウカイ」です。

※郵便振替の場合はその受領証をもって、銀行振込の場合はその振込控えをもって領収書に替えさせていただきます。別に受領書を必要とされる場合はお申し出ください。

※銀行振込またはゆうちょ銀行の電信振替をご利用の場合は、送金内容を管区事務所までお知らせください。

※東京・横浜・大阪・九州教区につきましては、教区事務所で取りまとめてくださいますので、各教区事務所へご送金ください。

2016.04.19 | 九州教区・九州地震被災者支援室

九州教区・九州地震被災者支援室より第一信

+主のみ名を賛美いたします。

 この度の大地震被災に際しまして、さっそく各地から多くの慰めと励ましの言葉、そしてお祈りをいただきまして、心よりお礼申し上げます。

 情報発信が遅くなりましたが、ここに経過報告、また支援協力のお願いについてお知らせいたします。

 被災地の状況については、4月18日現在、死者43人、安否不明9人、負傷者1,101人、避難者9万4,181人、建物の全壊・半壊は、1,667戸。活発な余震活動が続き、14日の震度7の地震以降、震度1以上の地震が540回を超えたと伝えられています。今も数時間に一回程度、大小の下から突き上げるような揺れを感じ、人々は不安な中で生活を続けています。

 九州教区各教会の被災状況は、熊本県にある二教会一礼拝堂および関係施設が被害を受けました。その他の県にある各教会の直接被害はとくにありません。

 熊本聖三一教会は、屋根瓦が落ち、壁に亀裂が生じ、天井板がはずれました。礼拝堂の洗礼盤が倒れて破損。また納骨堂の棚が倒壊。会館、牧師館内部も照明器具やエアコンがはずれ落ち、家具が壊れ、物が散乱しました。

 国立療養所内にある菊池黎明教会は、礼拝堂の天井や壁に亀裂が入り、危険となったため礼拝堂での礼拝を中止しています。社会福祉施設リデルライトホームと、その中にある降臨教会礼拝堂も、壁また備品の一部が損傷いたしました。しかし、いずれも人的な直接の被害は受けずにすみました。

 支援活動に関する九州教区の取り組みとしては、大地震発生から2日後の4月16日、福岡の九州教区センターにて緊急会議を開き、「九州教区・九州地震被災者支援室」を立ち上げることといたしました。(現在、広く「熊本地震」と呼ばれておりますが、被害は熊本県にとどまらず、大分県、その他九州全域に及んでいることから「九州地震」としました)。そして、翌4月17日の主日礼拝後に、教区主教をはじめ数名の教役者が熊本聖三一教会に集まり、支援室活動を開始いたしました。

 被災した信徒の安否確認、状況調査を進め、必要な支援内容を見定めるための取り組みを実施。その結果、幸いにして、信徒の中に直接負傷した方等は見当たりませんでしたが、住居建物に大きな被害を受け避難所で過ごしている方が多数、また車中泊を続けている方もおられました。断水が続く地区では水の確保に、また食料や日用品の入手に苦労しておられる方もありました。さらに、大きな揺れと今尚続く余震により精神的不安を訴える方が多数おられました。

 街は、道路、建物等大きく損傷し、多くの物が散乱し、またところどころ不用品、ゴミが積み上げられており、普段とは違う光景が広がっています。しかしながら、普段と同じように多くの車が行き交い、物流についても全く止まっているわけではなく、少し離れたところに行けば必要物を入手できる状態です。

 これらの状況を踏まえ、当面、次のような態勢で支援活動に取り組みたいと思います。


1.九州教区・九州地震被災者支援室の活動拠点は、熊本聖三一教会といたします
尚支援室構成は、責任者武藤謙一教区主教、室長柴本孝夫司祭。現地コーディーネーター山﨑貞司司祭(熊本聖三一教会牧師)、山本尚生兄および九州教区事務所といたします。 
 
2.被災者支援のための緊急募金を始めます
管区事務所からの「九州地震被災者支援献金のお願い」をご参照ください。

3.今回は支援物資収集ではなく物資購入のための募金に力を入れたいと考えています
すでに多くの方々に支援物資の問い合わせをいただきましたが、今回は、熊本県外に行けば多くの必要物の入手が可能です。遠方から運搬費用をかけて送るよりも近くで手配するほうが効率的、かつ刻々と変化する必要に即応できると考えております。さらに集積・保管場所の確保や仕分けの手間等を考えれば、「物資の隣地確保と分配」が有効と考えます。したがってぜひ募金にご協力をお願いいたします。

4.ボランティアセンターを立ち上げる予定です
立ち上げを急ぎたいと思いますが、現地では今尚余震が続いており、専門家により再び大規模地震が発生する可能性も指摘されていること、また当方の受入体制整備のためにも今しばらくの時間を要すること、などにより現在はまだ見合わせている状況です。今、しばらく情報をお待ちください。

尚、今後のボランティアの活動としましては、各被災信徒またその周りの被災者たちの必要に応じ物資を届けること。住居整備のための清掃、倒れた棚や散乱した家財道具の片付け、また簡単な補修作業など。さらに、精神的なサポートとして、声をかける、話を聴く、などのことに取り組みたいと思います。


 以上、お伝えいたします。随時、新たな情報を発信いたします。


どうか犠牲となられた方々の魂の上に主の平安、また避難生活を送る多くの方々の上に主の恵みと導きが与えられますようにお祈りお願い申し上げます。

九州教区主教 ルカ 武藤 謙一
九州教区・九州地震被災者支援室
室長 司祭 マルコ柴本 孝夫


2016年4月19日

2016.04.19 | 九州教区・九州地震被災者支援室

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