一人の女性の死が訴えるもの

今、沖縄の多くの人たちは悲しみのドン底にいる。

19日の報道による20歳の女性の死は同じ沖縄に住む多くの人たちに強烈で多大な衝撃とダメージ、そして波紋を広げています。政治的にも日米両国に大きな打撃を与える事件であり、新基地建設に関しても大きく影響するでしょう。今までの見方や考え方を根っこから覆すほどの大事件。

「米軍基地があるから安心だ」と思っていた人たちに「そうではない」と気付かせ、目覚めさせたのです。女性の死が伝えられた翌日から連日、米軍基地周辺で「全基地撤去」の集会が行われている。自治体でも抗議決議を採択し声を上げている状況。

昨日、午後6時から毎週月曜の定例ゴスペルを歌う集会も亡くなった彼女の追悼集会となりました。はじめからみ言葉と祈り、亡くなった彼女の魂が神さまのもとで安らかであるよう願う曲を歌った。

ご家族から報道の自粛の要請が寄せられ、実名での報道はされなくなりました。


一方、高江と辺野古では事件と関係なく当局は動いている。

(現地での聞き取り)
高江では沖縄防衛局が7月からのヘリパッド工事に着手できる準備の作業車を基地内に入れようとした際、前もって情報を得ていた4名で2台の車をゲート前に並べ朝8時半から午後2時頃まで阻止。その間警察署員や公安職員十数名が来て排除しとうとしができず、県警機動隊が出動。4名は機動隊を乗せた車両を見て自ら立ち退いたと。辺野古が工事中断で、高江に警備が集中しそうな気配であるとのこと。

辺野古の大浦湾はオレンジ色のフロートは岬近くだけが残っていた。しかし、ブイだけは湾のあちこちに浮いていた。その周辺に監視員を乗せたチャーター漁船が10数隻、海保の警備艇が数隻、浜近くではゴムボート4,5隻が停泊していた。工事が中断し立ち入り制限区域が無くなったのに多くの監視船が湾に停泊している光景も異様である。2隻の民間珊瑚観賞船が自由に監視船の間を行き来していた。
                                      

沖縄教区
司祭 高良孝太郎

2016.05.24 | 正平・いま辺野古では

来るべきときへの備え

今、辺野古キャンプシュワブゲート前では「辺野古総合大学」講座が開校。著名人や平和活動家や音楽活動家などによる学びが連日繰り広げられています。国の強行工事再開を想定し、過去の県内の様々な所での阻止活動からの学びと、将来考えられる国のあらゆる強硬策について共有し合い、連帯を強めて備えることが狙いとのことです。今日の講師は復帰前後の「反CTS(石油備蓄)金武湾闘争」の真っ只中で奮闘した方です。

沖縄では日本復帰前後、日米両政府による経済政策が実施。米国は沖縄返還が決まった際、自国の企業を日本政府の協力で沖縄に優先的に誘致、それが石油備蓄基地建設だったようです。終戦後、伊江島の土地闘争から始まり、基地闘争が沖縄の主な活動の中で「平和産業」と銘打って投げかけたことによって住民は何の疑問も抱かなかったようです。しかし、復帰前年の1971年に石油備蓄基地(1969年建設、1970操業開始)のタンクからドラム缶990本分の重油が海に流出、金武湾一帯は死の海化したことによって、住民闘争が蜂起し、復帰後の田中角栄首相の列島改造政策による他の島々での建設計画をすべて阻止したとのことです。私の生まれ故郷の島でも計画されていたことを初めて知りました。

かつて金武湾は大浦湾と並ぶ県内でも有数の漁場だった。ウニや魚貝類、モズクなどの海藻類が豊富、特に沖合からカツオが入り込んでいた程の漁場だったとのことです。その漁場が日本復帰が具体化するにつれ、沖縄長期経済開発計画(1970年)や沖縄振興開発計画(1972年~1982年、10年ごとに見直す)、沖縄臨海工業開発(1971年、通産省調査団が50万㎘備蓄を報告)などの計画が沖縄経済の発展に寄与し、その貢献に期待がもてると当時の琉球政府や琉球大学教授らも乗り気になって進められた。しかし、結果として本土の地域住民による反対で沖縄の金武湾海域に他の施設も追加計画し、大規模へと変更していた。7項目の施設建設計画の中に石油のほか、アルミ、原子力施設なども含まれていた。

これらの話を聞きながら、本土の海兵隊はじめ米軍基地が沖縄に集中移設した時期と重なっていることに気付きました。講師も述べていたが、本土の住民が反対するものを沖縄にもってきたということである。私は金武湾内の磯でよく釣りをしますが、今のところフグしか釣っていない。

そして、この闘争活動で最も特異的なことは代表がいなかったこと。かつて豊富な資源で自分たちの命を繋いでくれた海が、死の海となったことに、“自分の命は自分で守ろう”を合言葉に、住民一人ひとりが自発的に、自主的に、主体的に地域に生きる代表者として抗議の声をあげ、闘争を繰り返して国の政策を阻止したと。今、ゲート前闘争のスタッフのほとんどが、当時のメンバーであることに納得しました。ゲート前ではスタッフが一方的に話しているだけでなく、県内外から訪れている方々にもマイクを渡して思いを語っていただき、みんなで分かち合い、共有し合っています。

沖縄教区
司祭 高良孝太郎

2016.04.19 | 正平・いま辺野古では

2016年4月の辺野古

主のご復活をお祝い申し上げます。

辺野古は完全に作業は中断しています。
が、大浦湾では大型作業船3隻は停泊したまま。
湾の大部分を包囲するフロートも設置したまま。
岬の沖50メートルまでは本来近づけるはずが先日、
芥川賞作家の方が米軍に拘束、後に県警に引き渡され、
不起訴で釈放されました。
その際、海保と地元警察署は身柄の引き取りを躊躇したと。
そのため釈放に時間がかかったとのことです。
作業車出入り専用ゲートも警察車両で封鎖されたまま。
先月まで近くの漁港内をうろうろしていた海保職員の
姿は見当たりませんでした。
また、シュワブ基地内に警視庁機動隊も県警も見当たりません。
公安職員が数人うろうろしているだけでした。
ゲート前での集団のシュプレヒコールに黙認状態でした。
たぶん、街宣活動家などへの警戒が主目的でしょうか。

昨日からゲート前の座り込み現場で「辺野古総合大学講座」が開校。
最初の講師は新崎輝暉氏(元沖縄大学長)。
新崎氏は辺野古での阻止が安保法廃止の実現につながると励まされた。(受講者約200名)
延べ17名の方が講演、2名がコンサート、1名が琉舞、今月末まで日替わりで。

沖縄教区
司祭 高良孝太郎

2016.04.07 | 正平・いま辺野古では

和解はまやかし?

今朝の辺野古の状況。
大浦湾では作業は中断。しかし
作業船3隻が岸近くに停泊。
その作業船の近くでカヌー12隻による抗議行動。
フロートは広範囲に設置のまま。
監視船が出入りする近くの漁港の港内では
濃紺色の海上保安官がうろうろ、
港内にやってくる人に近づき、
無言の威嚇。また、漁港では違和感を放つ
オレンジ色のジャケットを着けた保安官が待機中。
いつでも工事と監視を再開できる状況。
そして、国は今日いきなり
翁長知事の承認取り消しに対しての「是正指示」を県に通告。
沖縄県民に寄り添った協議をするとの
言葉とは裏腹。
まだ、何の協議も始まっていない中での
「是正指示」。訴訟の仕切り直しということか。
和解受け入れは「まやかし」
としか思えない展開です。

沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎

2016.03.08 | 正平・いま辺野古では

訴訟は数十年継続する?

先日、辺野古のキャンプシュワブゲート前での座り込みに参加しているとき、翁長知事が辺野古に「絶対に基地は造らせない」と繰り返し明言している内容が報告されました。今、起きている裁判で県が負けても、次々と訴訟を起すということのようです。前知事の埋め立て承認に「法的瑕疵がある」と言っているのは、前知事との協議内容と大浦湾での防衛局の作業内容が違うことを指摘していると。例えば、フロートの設置範囲が予想を遥かに超えた広範囲であること、湾に沈めたトンブロックも重量・容積が超過したもので珊瑚を破壊している。辺野古岬で発見された埋蔵遺跡の保護など十以上の訴訟を検討しているとのことです。ですから、最初の訴訟で国に軍配が上がっても「あまり心配しないように」との報告でした。一つでも県が勝訴したとき、国は工事を中止せざるを得ない事態になるとのことです。

29日に2つの訴訟が結審し、係争委不服訴訟の判決は今月17日、代執行訴訟の判決は4月13日が提示されています。判決前の高裁の和解案の協議も両者が不透明なまま。県は「工事を中断して再度協議する」案は前向きに検討していると報道されていますが国側は沈黙状態。

ゲート前では連日6時過ぎから100名前後の座り込み抗議も機動隊に排除され続けています。作業車がゲート内に入る際には少し抵抗しますが、ゲートを出る作業車の場合は率先して座り込みを解除して通しています。その際も、機動隊は大勢で取り囲み、鉄柵も組み立てて用意するも、拍子抜け状態で直ぐに解体し、撤退する様子も連日繰り返しています。

裁判で係争中の事案について、現場での工事は中止しなければならないはずですが、国・防衛局はお構いなしで強硬を続けています。この事態も訴訟の対象になるでしょう。

沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎

2016.03.03 | 正平・いま辺野古では

沖縄流と政府流

今日、5時過ぎに起きて6時半頃に辺野古キャンプシュワブゲート前に行ったら、すでに座り込みの方々が機動隊(警視庁)に隙間なく包囲されていました。

昨日は行けなかったのですが、1,200名ほどが座り込み午後の4時過ぎまで機動隊は一切手出しできず、一台の作業車もゲート内に通すことがなかったそうです。しかし、今日は100名ほどの座り込み者に300名ほどの機動隊員が取り囲み、作業車がゲートに近づいてきているとの連絡に、隊員が一挙に座り込みの方々のごぼう抜きを開始。連れていかれた方々は鉄策の中に入れて、身動きできないように。それでも、作業車が近づく方へ20名ほどが走っていくと、機動隊員も倍ほどの人数で追いかけていき、残ったゲート前の隊員は随分とてこずり、およそ30分くらい、作業車のゲート通過を遅らせたのが成果との報告。

しかし、20台近くの作業車がパトーカーに先導されてきたのには一同驚きでした。はじめてだったと。そのことをメインゲート前で座り込みリーダーがゲートの中にいる名護署員と機動隊員にマイクで激しく抗議。他の方々がテントに引き上げた後も。今後、警察・機動隊の対応次第では千人規模の座り込みが頻繁になると警告していた。メインゲート前に集合してゲートを塞いでいても、一般車両や米軍車両の出入りには道を開けて通過させるのが沖縄流。

警視庁の機動隊が引き上げた後、少しの報告と、そして若い子たちが立ち上がり、歌と踊りでみんなを元気づけるのも沖縄流。警視庁の機動隊員約200名は大浦湾を望む(辺野古の対岸)リゾートホテルに宿泊。従業員によると、朝バイキングで腹を満たし、体力をつけて出動していると。また、早くホテルに戻ったときはゲーム・麻雀などしてくつろいでいるとのこと。

リゾートホテルだけに一人、一泊2,3万円はするとのこと。これが政府流でしょうか。政府が翁長知事を裁判所に訴えたことに、益々県民は燃え上がり始めているのが感じられる。私が機動隊員のそばをうろついても「危ないから気を付けてください」と。構ってもらえませんでした。


沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎


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2015.11.20 | 正平・いま辺野古では

平和活動力の結集

今、沖縄の様々な平和活動をしている団体が一つになろうとしています。
昨年の県知事・衆議院選挙の際、野党調整委員会を立ち上げ、
難局を乗り越え大勝利をおさめた実績があります。
選挙後、この委員会は解散ではなく休止状態としていましたが、
最近になって、委員会を再開し、
複数の平和団体が一つの事務所を開設、全平和団体が加盟
平和への活動力を結集して翁長知事を応援・支援しようとしています。
防衛局をはじめ政府との法的闘争への備えとし、
弁護団も含めた沖縄では最大の平和団体となりそうです。
数回の会合を重ね、代表者、事務局長などの人選、
場所の選定に入っているとのことです。

その一方で、宜野湾市住民十数人が翁長知事を相手に訴訟を起しています。
前知事の承認取り消しは、辺野古の固定化になり、
住民に過重の負担をかけ続けるとのことで。

政府が手を回していると平和団体では見ているようです。
また、辺野古新基地建設賛成の三つの区に
政府から異例(名護市の頭越し)の助成金が支給される報道も。
そのようなことは想定内のことと辺野古ゲート前での集会で、
リーダーが語っていました。

先達者たちから受け継いでいる沖縄での反骨精神は、
「しなやかに・したたかに・決してあきらめない」。
これが沖縄における平和運動勝利の方程式とのことです。

今や全国的な平和活動・運動は、
この辺野古のやり方に見倣っているとも。


沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎

2015.10.27 | 正平・いま辺野古では

「神の新たな創造の開始」~新たなステージへの突入~

主の平和がありますように。

本日、沖縄県知事が、前知事の普天間飛行場代替施設建設事業に係る公有水面埋立承認の取り消しを発表しました。那覇市内の目抜き通りでは号外を配布。

辺野古キャンプシュワブ・ゲート前の座り込み現場ではお祭り騒ぎだったそうです。県民の総意に沿った決断に多くの方々がホッとしたところですが、すぐに「これからが正念場」とゲート前でも気持ちを引き締めていたと聞いています。

昨日、教区センターでOCCのフォーラムが開催、上原榮正主教が「沖縄の現実と希望」についての講演。上原主教は沖縄は、政府は最悪、沖縄に対する補助金をカットの脅しをかけてくるだろう。貧しい状況になる覚悟を念頭に入れて新基地反対を訴える覚悟が必要であると。もちろん、県知事はじめ反対表明者はそのことを念頭においているでしょう。その後、グループ討議。約50名の参加者がグループでそれぞれの思いを述べ合い、全体会での分かちあい。

1グループから県内の全キリスト者による宣教・平和大会開催が提案され、OCCとして検討すると。前議長は十分可能であると答えていました。

いずれにしてもキリスト者として何らかのメッセージを翁長県知事と県民に送り、取り消し支持を表明すべきでしょう。
日本聖公会としても何か考えていただけるでしょうか。

追伸:ゲート前で拘束されたもう一人の方、西原さんは40万円の保釈金で自由の身。ゲート前での座り込みの方々によるカンパで賄われたそうです。


沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎

2015.10.14 | 正平・いま辺野古では

安全保障関連法案可決による辺野古ゲート前の緊張―パート3

辺野古より、ゲート前で逮捕された韓国の金さんは
午後に20万円の保釈金で自由の身となったとのことです。
もう一人地元の西原さんはまだ拘置中とのことです。
引き続き、お祈りください。

沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎

2015.10.07 | 正平・いま辺野古では

安全保障関連法案可決による辺野古ゲート前の緊張―パート2

バプテスト教会の神谷牧師さまから辺野古での逮捕時とその後の
詳細報告が寄せられました。
せひ多くの方にご覧頂けたらと思います。

私から発信した情報と過ごし違う点がありますが、
情報発信源が違うことを承知おきください。


沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎




平和を愛する皆さまへ

主の平和を祈ります。

今、辺野古では、国家権力の横暴が際立っているかのように、
座り込みへの強引な排除、逮捕がなされています。

先週火曜日に座り込みに参加した韓国の男性が逮捕されました。
現在、沖縄の方と合わせて2名が拘留中です。
特に、韓国の方、名前は伏せますが、外国から来られて帰国できずにいます。
妊婦のお連れ合いは毎朝、釈放を求めて名護署に向かいます。
私も先週からは連日、名護署に立ち、解放の声を発し、ゴスペルも歌います。

外国の方が逮捕されるのは初めてですが、
これは一つの見せしめではないか考えられます。
翁長知事が国連で発題し、沖縄の基地問題が世界の関心事になりつつある中で
海外からの参加者が益々増えるにあたっての威嚇かのようです。
またアジア間の関係を裂くかのような手立てに見えます。

韓国のご夫婦はキリスト者であることが分かりました。
同心の拘留中の友の解放のためにお祈りください。

救援カンパが来ています。もし可能ならばよろしくお願いします。
またどうぞ、多くの方にこの情報を流してください。
よろしくお願いします。


普天間バプテスト教会
牧師 神谷武宏



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■琉球新聞に関連記事が掲載されています。


2015.10.02 | 正平・いま辺野古では

安全保障関連法案可決による辺野古ゲート前の緊張

今、辺野古では9月22日にゲート前で逮捕、名護署に拘留されている韓国出身の若者のことで連日名護署前での一刻も早い釈放を訴える抗議集会と連帯する日が続いている。

そのとき地元の男性も逮捕されたが、すぐにゲートの外に追い出されたようです。韓国の男性は赤ちゃんを宿している奥さんと一緒にゲート前で、警察官と抗議集会の人たちとの小競り合いを近くで見ていた。そのとき、警察官が奥さんの腕を掴まえたので間に割り込んだ。その際、男性の足が警察官の太ももに当たった、それが蹴ったと間違われ逮捕されたとのこと。

この夫婦は仲間たちと平和旅行で沖縄に来ていて巻き込まれたようです。仲間は韓国に帰り、身重の奥さんは名護署に留置されている夫を心配しながら近くのホテルで待機状態。24日に10日間の拘置延長が決定。奥さんを励ましながら、滞在費をゲート前に座り込む人たちのカンパで援助している状態が続いています。男性は韓国では活動家との新聞報道。

それでも、今までは逮捕数時間後には釈放していたのが、拘置延長の決定など明らかに反対活動をさらに抑え込むことをあらわにしている。安保法案が国会で決議されたことで、政府はより強硬に辺野古での工事を進める意思表示なのでしょう。

辺野古そして沖縄県民の正念場となる時が刻々と近づいている予感がします。

沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎

2015.09.30 | 正平・いま辺野古では

いま辺野古では/ 管官房長官来沖 辺野古近辺の漁師たちの実状

管官房長官が来沖して翁長県知事と初めてと言える協議をしましたが、
突然の辺野古での新基地建設作業中断で
県民はますます疑心暗鬼の気持ちが強まっています。

辺野古のテント村。
ゲート前常駐の方々も警戒心を一層強めているところです。

今日の琉球新報に私が管区の委員会に寄せた
原稿内容の一部と同じ記事が載っています。
これが辺野古近辺の漁師たちの実状といえるでしょう。

沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎

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2015.08.17 | 正平・いま辺野古では

7月上旬 安全保障関連法案と辺野古

今、辺野古で最も懸念されていることは
国会で与党が安全保障関連法案を強行採決することです。
もし、成立すれば、辺野古の新基地建設は
さらに強硬に推し進められることになるでしょう。
安全保障関連の法案と辺野古は直結していることを広く国民に周知徹底し、
法案の強行採決の阻止を全国民が立ち上がることに期待するムードがあります。
そのことは県内に次第に広がっている感じがしています。

新基地建設反対活動はさらに激化し、
ゲート前では機動隊との小競り合いが、
また海上では海保との攻防が
一段と激しくなることは間違いないと思っているからです。

国会前や特定のところで、
法案などに対する反対行動が盛んに行われているのは
テレビなどに映し出されますが、
しかし、多くの国民が黙視していることに辺野古では怒りを感じだしています。

翁長県知事は、前知事の埋め立て承認に関する瑕疵を
やがて明らかにするつもりです。
しかし、それでも政府は法的手段で工事を止めようとはしないでしょう。
これから沖縄は台風シーズン。
工事の遅れは必至。
工事の遅れの焦りも
警護する機動隊と海保の過激な警備に繋がることになります。
すべてのことが沖縄にとって不利になっていく気がします。


沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎

2015.07.14 | 正平・いま辺野古では

6月下旬 沖縄週間・沖縄の旅・「慰霊の日」礼拝・平チャリ

6月20日から23日まで沖縄週間・沖縄の旅を実施。
教区外から聖職・信徒57名、教区内参加者が延べ37名。

20日は空港から教区センターに移動。
映画「ひまわり」を鑑賞後に教会分宿。
映画は宮森小学校(石川市)に米軍ジエット機墜落事故のドキュメント。
児童ら17名が死亡。
21日は主日礼拝。
午後から宮の森小学校への墜落事故当時の体験者の講演会。
22日は朝から辺野古へ。
テント村、大浦湾砂浜での祈りと
キャンプシュワブ・ゲート前での座り込み参加・連帯。
夕方は韓国から47名、日本聖公会全主教とご夫人、
矢萩総主事、沖縄の旅参加者57名、
沖縄教区参加者、信徒は不明。
総勢180余名でのバーベキューでの交流。

6月23日、沖縄県「慰霊の日」。
日本聖公会全主教(3人がご夫人同伴)と
大韓聖公会首座主教キム・グンサン主教とご夫人、
大田教区ユ・ナクジュン主教とご夫人とお嬢さま、
教務院長、ソウル教区オムニ聖歌隊、大聖堂主任牧師、
沖縄教区聖職・信徒を含む総勢200余名の参列者と共に
「慰霊の日」礼拝をささげました。
礼拝の中で、今年新たに平和の礎(糸満市摩文仁)に刻銘された戦死者、
87名の名前を読み上げて祈りました。
名簿は沖縄県の特別の計らいで毎年寄せてくれています。

また、「慰霊の日」礼拝の後、神戸・九州・沖縄3教区の若者たち
(内一人70歳過ぎ)が自転車による平和走行。
諸魂教会から名護市まで。
愛楽園宿泊所で一泊して、
復路は辺野古のキャンプシュワブゲート前の座り込みに参加、
その後、小録聖マタイ教会まで走破しました。
途中、白い幕に平和のメッセージを書いていただきながらの走行。
総監督に武藤謙一主教、実行委員長に柴本孝夫司祭、
伴走車を岩佐直人司祭が担当(写真)。
中央の4人が走行者。
沖縄教区の走者(女子)は写っていませんが、
昨夜8時過ぎには揃ってゴールしました。


沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎


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2015.07.03 | 正平・いま辺野古では

6月17日 沖縄防衛局訪問

主の平和。

12日に延期していました沖縄防衛局を9名(内2名那覇市議会議員で)訪問し、
6名のスタッフ(全員が沖縄出身)が出迎え、
上原榮正議長が抗議声明書を読み上げた後に手渡しました。
判で押したような当局の応答にがっかりでした。
その後、個々に突っ込んだ質問と抗議を
予定より15分の延長でした。
今朝の朝刊に記事はありませんでした。
初めてのことで、外に出ると
皆さんホットした様子でした。
マスコミは2社の新聞記者が同行。

沖縄教区正義と平和担当者
司祭 高良孝太郎

2015.06.18 | 正平・いま辺野古では

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