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公開学習会「聖書とパレスチナ問題」(正義と平和委員会)

日本聖公会正義と平和委員会の公開学習会として、エルサレム・パレスチナの現状や課題について、ナイム・アティーク司祭が著された「サビールの祈り-パレスチナ解放の神学-」の翻訳者、岩城聰司祭からお話しをお聞きします。

「サビールの祈り」とは、パレスチナでアティーク司祭が主宰する「サビール・エキュメニカル解放神学センター」が毎週発信している祈りです。ご一緒にパレスチナキリスト者の声に聴き、学び、祈りのうちに覚える機会となれば幸いです。



「聖書とパレスチナ問題」
―キリスト者は「イスラエル国」を支持しなければならないか?―

◆日時: 2019年10月30日(水)17:00~19:00

◆講師: 司祭 岩城 聰(いわき・あきら)師
日本聖公会大阪教区退職司祭。京都大学文学部哲学科卒業(宗教学専攻)、京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得(キリスト教学専修)。
日本聖公会神学教理委員、正義と平和委員、ウイリアムズ神学館教授などを歴任。著書として、「聖公会の教会問答-信仰の手引き-」(聖公会出版2013)。訳書として、「サビールの祈り-パレスチナ解放の神学-(ナイム・アティーク)」(訳、教文館2019)、「アメリカ聖公会小史(デイビッド・L・ホームズ)」(訳、かんよう出版2018)、「聖公会物語-英国国教会から世界へ-(マーク・チャップマン)」(監訳、かんよう出版2013)、「なぜ教会に行くの-パンとぶどう酒のドラマ-(ティモシィ・ラドクリフ)」(監訳、聖公会出版2013)、「教会の働きと宣教(ポール・エイヴィス)」(監訳、聖公会出版2011)など。


◆会場: 牛込聖公会聖バルナバ教会ホール(日本聖公会管区事務所ビル1F)
 ※最寄り駅:地下鉄東京メトロ東西線「神楽坂」駅 2番矢来町出口
       〒162-0805 新宿区矢来町65  Tel:03-5228-3171
        アクセス→ http://www.nskk.org/province/access.html

◆参加費: 無料
 ※申し込みは不要です。参加ご希望の方は当日会場にお越しください。

◆主催: 日本聖公会 正義と平和委員会
 (問い合わせ → 03-5228-3171)

◎チラシのダウンロードはこちら(PDF)

2019.09.04 | 正義と平和委員会

2019年 8・15 平和メッセージ

主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。
彼らは剣を打ち直して鋤とし/槍を打ち直して鎌とする。
国は国に向かって剣を上げず/もはや戦うことを学ばない。
(イザヤ2章4節)

主にある兄弟姉妹の皆様へ

主の平和が皆様と共にありますように。
2019年8月15日、わたしたちは74回目の終戦記念日を迎えます。わたしたちは、過去の過ちを認め、かつての日本の侵略によって、未だに傷つき、深い悲しみと苦しみの中に人々の慰め、癒しと共に罪の赦しを祈ります。

今も尚起きている戦争、内戦、衝突などの争いによって傷つき倒れている人々のため、国々の和解と平和が実現されるよう祈り続けましょう。
戦争になると、いつも先に、社会的に弱い立場の人が戦争へと駆り出され、弱い立場の人々が犠牲となることを忘れてはなりません。

わたしたちは東アジア、殊に、韓国、北朝鮮、中国、ロシアとの間の安全保障を確立し、平和の実現を願っています。
しかし、中東、特に最近ではイランとその周辺諸国との間に新たな紛争が起きつつあります。2000年以降、アフリカや中東では、内戦、紛争、衝突と呼ばれる戦争状態が30件以上も起きており、多くの難民と貧困を生みだしてきました。
その難民がヨーロッパ世界の治安の不安、EUなどの政治的不安定の原因にもなっています。

科学技術の発達で世界が狭く小さくなり、日本の安定と平和も、世界の平和と直結していることを痛感するようになりました。
世界各地の戦争、紛争がなくならない限り、平和は実現しません。
もはや自国だけの平和と発展を望むことは出来ない世界にわたしたちは暮らしています。にも関わらず、大国の為政者は自国の発展のために、経済と安全保障問題を絡めて、世界を混乱と不安に陥れています。

憲法改憲について、首相は国会で議論を続けると述べていますが、戦後74年、日本が戦争もせず、近隣諸国から平和国家として信頼を得ることが出来たのは、憲法第9条があったからです。
自衛隊は憲法に明記が無くても、災害支援など十分に働くことが出来ます。
再び戦争が起こる、出来る国としないことが大切です。

「わたしたちを平和の器にしてください」という祈りは、日本聖公会が戦後50周年を迎えて、宣教協議会を開いて以来、今までずっとささげ続けている祈りです。
不安や恐れ、危険や困難、悲しみ、苦しみの中にいる人たちに心を向け、その人々と共に歩むということ、それを私たちは何よりも大切な宣教の課題に据えてきました。
わたしたちの平和への歩み、たとえそれが小さなわざであっても、そこにこそ神の御国が実現していくとわたしたちは信じて、希望を持って進みましょう。

主に在りて。

日本聖公会首座主教 主教 ナタナエル 植松 誠
正義と平和委員会委員長 主教 ダビデ 上原 榮正

2019.07.25 | 正義と平和委員会

『戦争証言集』発刊について

主のみ名を賛美いたします。

戦後70余年が過ぎ、戦争体験者が高齢化し、記憶も薄れつつあります。
正義と平和委員会では、今の時代に、戦争体験者の記憶を記録とし、後世に遺産として残しておきたいと考え、「戦争証言集」を発刊することにいたしました。
計画を立ててから大変時間がかかってしまいましたが、聖公会のみなさまのご協力をいただき、2018年末に発刊することができました。

今月初めの管区事務所だよりと共に、各教会・礼拝堂へお送りいたしましたので、どうぞご査収いただき、みなさまでお読みいただければ幸いです。
この「戦争証言集」が、悲惨な戦争を繰り返さないために、次世代に語り継ぐものとなれば、また、「明日の平和を考える」ための一滴になればと願っております。

2019年1月25日
日本聖公会正義と平和委員会
委員長 主教 上原 榮正



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表紙イラスト かるべめぐみ
(聖フランチェスコの小鳥)


戦争証言集 ―地には平和、御心に適う人にあれ―
発行日: 2018年12月25日
発行者: 日本聖公会 正義と平和委員会
        〒162-0805 東京都新宿区矢来町65番地 日本聖公会管区事務所
        TEL 03-5228-3171
編集者: 日本聖公会 正義と平和委員会・憲法プロジェクト

B5版・130頁



★管区事務所より
「証言集」は1月号の事務所だよりに、1冊のみ同封してお送りいたします。
少し厚みのあるものですので、送料の軽減なども考慮し、残りの冊数(教会によって異なります)は、各教区事務所へまとめて送付させていただいております。
教役者や関係者の方に、ついでの折りにお持ち帰り・お届けいただければ幸いです。大変お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

また、管区事務所に残部が若干ございます。
ご入用の場合は、送料のみご負担いただければお分けいたしますので、お早目に管区事務所へご連絡ください。

日本聖公会管区事務所総主事
司祭 矢萩新一

2019.02.18 | 正義と平和委員会

公開学習会「自然エネルギー100%の世界を目指して」(正義と平和委員会)

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日本聖公会各教区正義と平和担当者の集いに合わせ、地球環境の現状や課題について、専門家にお話していただきます。

私たちは6月5日の国連「世界環境デー」の直近の主日に、「地球環境のための祈り」を各教会でささげています。
また、来年5月には「原発のない世界を求める国際協議会」の開催を総会で決議し、準備を進めています。

ご一緒に、地球環境に関する取り組みについて、学ぶ時となれば幸いです。
申し込みは不要です。参加ご希望の方は当日会場にお越しください。

日本聖公会正義と平和委員会



正義と平和委員会主催 公開学習会
「自然エネルギー100%の世界を目指して ―日本の宗教界に期待すること―」


〇日時: 2019年1月29日(火) 10:00~11:30

〇会場: 日本聖公会 京都教区センター
      ※最寄駅 京都市営地下鉄「丸太町」駅2番出口より徒歩5分

〇講師: 田浦 健朗 氏 (「NPO法人気候ネットワーク」事務局長)

〇参加費: 無料

★チラシのダウンロードはこちら(PDF)

2018.12.14 | 正義と平和委員会

公開学習会「サビールの祈り」(正義と平和委員会)

「正義と平和委員会」主催による公開学習会を開催します。
事前申し込み不要・入場無料ですので、お誘い合わせのうえお気軽にご来場ください。



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「サビールの祈り」
〜エルサレム・パレスチナのいま〜


◎⽇時: 2018 年11 月9 ⽇(⾦)17:00〜19:00

◎講師: 眞野 玄範 司祭
 (日本聖公会横浜教区司祭、甲府聖オーガスチン教会牧師、
 長坂聖マリヤ教会管理牧師、元NCC 国際担当幹事)

◎会場: ⽇本聖公会 京都教区センター
 ※最寄り駅:京都市営地下鉄「丸太町」駅2 番出口より徒歩5 分
  〒602-8011 京都市上京区烏丸通下立売上る桜鶴円380 Tel:075-431-7204

◎参加費: 無料

日本聖公会正義と平和委員会の会議に合わせ、エルサレム・パレスチナの現状や課題について、日本聖公会東京教区正義と平和協議会参加団体「サラーム・パレスチナ」のメーリングで、毎週「サビールの祈り」を翻訳して紹介してくださっている、横浜教区の眞野司祭からお話しをお聞きします。

サビールの祈りとは、パレスチナでナイム・アティーク司祭が主宰する「サビール・エキュメニカル解放神学センター」が発信している祈りです。
ご一緒に、パレスチナのキリスト者の声に聴き、学び、祈る時となれば幸いです。
申し込みは不要です。参加ご希望の方は当日会場にお越しください。

◎主催: ⽇本聖公会 正義と平和委員会

★チラシのダウンロード→こちら(PDF)

2018.10.18 | 正義と平和委員会

2018年 8・15 平和メッセージ

正義を洪水のように/恵みの業を大河のように/尽きることなく流れさせよ。
(アモス書5:24節)

主にある兄弟姉妹の皆さまへ

主の平和が皆さまと共にありますようにお祈りいたします。
8月15日、日本は73回目の敗戦の日を迎えます。わたしたちはこの日、先のアジア・太平洋戦争で犯した過ちを悔い改め、日本の侵略によって今も傷つき、痛みと悲しみを抱いているアジアをはじめ近隣諸国の人々の癒しと和解を祈り、同じ過ちを繰り返さないようと祈ります。そして、今もなお戦争によって傷つき苦しんでいる人々と犠牲となった多くの魂の平安のために祈り続けていかなければなりません。

今、日本は、憲法9条を改憲し、自衛隊を明記し、軍隊と位置づけ、戦争ができる国になろうとしています。改憲を主張する人々は、その理由として、まず、自衛隊を憲法に明記することで、「武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄し、そのために陸海空軍その他の戦力は保持しない」としてある現憲法に対して、自衛隊という武力を持って自国防衛をしっかりとする。そして、北朝鮮からの脅威、また韓国、中国、ロシアとの領土問題にも武力で介入できるようにする。2番目には、イラクやカンボジアに自衛隊が派遣された際、戦闘状態であっても、自衛隊員には武器使用は許されていなかったのに対して、9条改憲によって海外派遣された自衛隊員が、武器を持って自らの命を守ると共に、海外において自国以外の国のためにも戦えるようにするということなどが挙げられています。
改憲反対派は、上記のようなことが起こるのを恐れ、憲法改正によって集団的自衛権が正当化されることで、他国との戦争に巻き込まれる危険性が高まり、それはいずれ徴兵制度復活にもつながり、子どもたちが戦場へと派兵されることを危惧しています。戦力保持または増強のために防衛費も嵩み、国民の生活が圧迫されることにもなるのを心配しています。

私たちキリスト者は、神さまから命を与えられた者として、「殺すな」と命じられています。自衛隊を憲法に定めることは、第9条の理念には整合しません。いかなる戦争も人を殺し傷つけることになります。それは、イエス様がおっしゃった福音と真っ向から対立します。平和は、力では得ることはできません。軍隊や法律で人を縛り、抑圧し、戦争や争いのない世界になったとしても、それはあくまでみせかけの平和にすぎません。

正義を洪水のように/恵みの業を大河のように/尽きることなく流れさせよ。
(アモ5:24)


正義が行われ、神さまの恵みのわざがあるところ、それが平和な世界です。武力ではなく、神さまの正義と恵みの中に、平和を創造することが、私たちの務めではないでしょうか。
       
主にあって

日本聖公会首座主教 主教 ナタナエル 植松 誠
正義と平和委員会委員長 主教 ダビデ 上原 榮正

2018.07.11 | 正義と平和委員会

2017年 8・15 平和メッセージ

み心が行われますように。み国が来ますように。(主の祈りから)

主にある兄弟姉妹の皆さまへ

主の平和が皆さまと共にありますようにお祈りします。
2017年8月15日、日本は72回目の「戦後」を迎えます。
わたしたちはこの日、過去の過ちを悔い改め、日本の侵略によって傷つき、痛みと悲しみを抱いているアジアをはじめ近隣諸国の人々との和解と癒しを祈り、同じ過ちを繰り返さないようにと祈ります。
そして、また今も戦争によって傷つき苦しんでいる人々を覚え、犠牲となった多くの魂の平安を祈り続けていかなければなりません。

しかし今日本は、戦争の記憶の風化と共に、再び自国防衛の名のもとに、戦争への備えが着々と進んでいます。
この数年の間に国会では、安全保障関連法、特定秘密保護法、防衛装備移転3原則などが制定され、実質的には戦争ができる国となりました。
そして今国会では、「国家治安維持法」を彷彿させるような「共謀罪」が名称を変えた、「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法案が、強行採決されました。
また秋の臨時国会では、国の根幹に関わる平和憲法第9条の改憲も論じられようとしています。

この先にあるのは、自国の安全と国民の生命、財産を守るためといいながら、それらも脅されかねない戦争です。
戦争になれば、自国の生命、財産を守るために、人を殺し、人が殺されます。また、殺させられます。
戦争が起きれば、多くの犠牲と大きな被害が生じます。
そして、問題の解決よりも、憎しみと報復の連鎖が無限に続くことになります。

わたしたちクリスチャンは、イエスさまの教えられた「主の祈り」を唱えます。
祈りの中で、「み心が行われますように、み国が来ますように」と祈ります。
神さまのみ心は何でしょうか、神さまのみ国とは、どのようなところでしょうか。
互いに愛し合い、赦し合い、信頼し合い、争うことなく、喜びと感謝を持って、自由に平和に生きる世界ではないでしょうか。

終戦(敗戦)から72年目を迎えた今日、「二度と戦争を起こしてはいけない」という戦争経験者たちの声を深く心に刻み、「み心が行われますように、み国が来ますように」の祈りの中で、私たち日本聖公会の聖職・信徒が、日本で、また世界で、「平和の器」として、平和の実現のために身も心も捧げて働く者となれるように祈ります。

平和の主のお導きと祝福が皆様の上にありますように。
主にあって

日本聖公会首座主教  主教 ナタナエル 植松 誠
正義と平和委員会 委員長 主教 ダビデ   上原 榮正

2017.07.31 | 正義と平和委員会

公開学習会「平和とは何か」(正義と平和委員会)


「正義と平和委員会」主催による下記の学習会を公開で開催いたします。
皆さま奮ってご参加ください。



「平和とは何か」
 -いのちの視点から憲法を見直す-

◎日時: 2017年1月12日(木) 18:30~20:30

◎講師:池住 義憲 さん
     (日本聖公会中部教区信徒、元自衛隊イラク派兵差止訴訟の会代表)

◎会場:日本聖公会 京都教区センター
   ※最寄り駅:京都市営地下鉄「丸太町」駅2番出口より徒歩5分
         〒602-8011 京都市上京区烏丸通下立売上る桜鶴円380
         Tel:075-431-7204
◎来聴無料・申込不要

日本聖公会の「各教区正義と平和担当者の集い」に合わせ、様々な課題とも結びつく憲法の課題について、“いのち”という視点から、わたしたちの信仰の課題として捉え、考えたいと思います。
様々な“いのち”がないがしろにされている社会の現実の中で、わたしたちは今、何を考え、何をしなければならないのかをご一緒に学ぶ時となれば幸いです。
申し込みは不要です。参加ご希望の方は当日会場にお越しください。

主催:日本聖公会 正義と平和委員会
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2016.11.18 | 正義と平和委員会

2016年 8.15 平和メッセージ

キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。この平和にあずからせるために、あなたがたは招かれて一つの体とされたのです。いつも感謝していなさい。
 (コロサイ信徒への手紙3章15節)



主にある兄弟姉妹の皆様へ

主の平和が皆様と共にありますように。
2016年8月15日、日本は71回目の敗戦の日を迎えます。わたしたちはこの日、過去の過ちをしっかりと認識し、日本の侵略によって傷つき、今も痛みと悲しみを抱いている多くの人々の癒しを祈り、それらの方々と、また侵略されたアジアの国々との和解を求め続けていかなければなりません。また、日本においても、戦いに駆り出された多くの人々やその家族、特に弱い立場にある人々、障がいのある人、子どもたち、女性、高齢者の方々が犠牲になっていることを忘れてはなりません。

わたしたちはアジアにおける平和の実現をこれからも目指します。殊に、韓国、北朝鮮、中国との安全保障の確立は、大切なことです。しかし、今なお中東やアフリカでは紛争が続いており、イスラム国や他の宗教的・民族的過激集団の出現によってテロが世界に拡散し、世界全体が不安と恐れに陥り、多くの人々が犠牲になっています。世界中から戦争、紛争がなくなり一日も早く平和になりますよう祈りましょう。

さて、昨年、国会では政府と与党が、それまで一貫して憲法第9条違反としていた集団的自衛権行使を、解釈を変更すればそれは合法であると主張し、「安全保障関連法案」を強行採決しました。そして、それによって世界各地に自衛隊を派遣すること、また戦闘行為に入ることも可能としました。また、今年7月の参議院選挙では、与党が大勝し、憲法改憲容認派が3分の2を占め、今後、憲法第9条を含む憲法改憲の動きが加速されることが現実味を帯びてきました。戦後71年、今まで日本が戦争もなく、平和に過ごすことができたのは、日本国憲法第9条があったからです。日本も戦争が出来る国となり、日本の平和が脅かされています。

尖閣諸島、南シナ海、南沙諸島をめぐる中国の領有権主張、北朝鮮のミサイル発射実験などが連日報じられ、日本国内でも危機感を覚える人が増しています。しかし、このような時こそ、政府はこれらの当事国との話し合いを通して、隣国との間で安全保障を確立し、もしもの事態(有事)を回避する方法を確立し、国民を危険に遭わせないようにすることが求められています。沖縄に米軍基地を固定化し、辺野古への新たな基地建設を認めさせ、宮古、八重山諸島には自衛隊基地を造ろうとしている政府の方針は決して容認できることではありません。

平和は、私たちの心の中にあります。私たちが心を騒がせ、不安、恐れに陥るとき、争いや紛争が起こります。そこに悪魔の働きがあります。私たちの心を怒り、憎しみ、敵意などに任せることなく、キリストの平和が私たちの心を満たし、支配するように、福音を生きることを学びたいと思います。
主に在りて

2016年8月15日


日本聖公会首座主教 主教 ナタナエル 植松 誠
正義と平和委員会 委員長 主教 ダビデ 上原 榮正

2016.07.29 | 正義と平和委員会

管区・正義と平和委員会「公開学習会」のご案内「福島の今、沖縄の今」

管区・正義と平和委員会「公開学習会」のご案内
「福島の今、沖縄の今」

日時:2016年2月11日(木・祝)18:30~20:30

講師:
池住 圭 さん
(正義と平和委員・原発と放射能に関する特別問題プロジェクトメンバー)
高良孝太郎 司祭
(沖縄教区小禄聖マタイ教会牧師)

会場:
牛込聖公会聖バルナバ教会ホール(聖公会センター1F)
〒162-0805 新宿区矢来町65  Tel:03-5228-3171(管区事務所)
地下鉄東京メトロ東西線「神楽坂」駅 2番矢来町出口
http://www.nskk.org/province/access.html

参加費:無料

主催:日本聖公会 正義と平和委員会

各教区「正義と平和担当者の集い」に合わせ、東京電力福島第一原子力発電所事故のその後の状況、および辺野古を含めた沖縄の現状についてお2人の方々に発題をいただきます。少し極端な言い方をしますと、福島の状況は事故後と変わっていません。また、沖縄では辺野古埋め立てを強行するため国が県を提訴するという事態になっています。そのような状況の中、わたしたちは今、何を考え、何をしなければならないのかをご一緒に学ぶ時となれば幸いです。申し込みは不要ですから、参加ご希望の方は当日会場にお越しください。


チラシのpdfファイルはこちらです
http://www.nskk.org/province/others/160211pjgakusyukai.pdf

2015.12.22 | 正義と平和委員会

戦後70年祈念ブックレットの増刷について

+主の平和がありますように
降臨節が始まり、クリスマスを迎える準備の期節となりました。

さて、8月31日付けで正義と平和委員会より発行し、9月中頃にみなさまの元へお届けいたしました『戦後70年平和祈念ブックレット』をご活用いただいていると思います。各教会・礼拝堂の主日出席者数を目安にお送りし、十分な冊数をお届けできなかったことをお詫び申し上げます。教会内外で活用したいというお声をいただいて増刷の運びとなり、2,000部を刷り増しいたしました。第2版からは経費の関係上、 1冊100円での配布とさせていただきます。

日本聖公会に連なるわたしたちが今、平和を守るために何を考え、何をなすべきなのか、このブックレットがそのための一助となることを祈りつつ、ご活用いただければと思います。

2015年11月30日

日本聖公会正義と平和委員会
委員長 主教 渋澤一郎


※ブックレットは管区ホームページの資料ページでもpdfファイルでご覧頂けます。
http://www.nskk.org/province/shiryo.htm

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B5サイズ 1冊100円(税込) 送料別途




(もくじ)
メッセージ 戦後70年を迎えて… 憲法を守る  主教 渋澤一郎
メッセージ 韓国における米軍基地の現状と課題について 司祭 卓志雄
 〈日本聖公会正義と平和委員会・日韓協働プロジェクト〉
メッセージ み国が来ますように 司祭 高良孝太郎
 〈日本聖公会正義と平和委員会・沖縄プロジェクト〉
メッセージ 軍事による平和か、9条による平和かきめるのはわたしたちです。 池住義憲・木村朋樹
資料集 総会決議文 1996年/2004年 日本聖公会 総会
資料集 主教会メッセージ 2015年 日本聖公会 主教会

2015.12.04 | 正義と平和委員会

米軍普天間飛行場の名護市辺野古沿岸部への代替施設建設事業に係る公有水面埋め立て承認の取り消しを支持します

翁長沖縄県知事宛に支持表明書を正義と平和委員会名にて送付しました。
管区ホームページの声明ページにおいてもpdfファイルにてご覧いただけます。
http://www.nskk.org/province/seimei_seifu1.html






『一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、
一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。』
コリントの信徒への手紙 一 12章26節



沖縄県知事 翁長雄志 様

私たちは日本聖公会に連なる者として、主イエス・キリストの教えに従い、すべてのいのちが尊ばれる社会の実現のために祈り活動しており、この度の米軍普天間飛行場の名護市辺野古沿岸部への移設に向けた埋め立て承認が正式に取り消されたことを支持します。

9月19日未明、本来の対話という姿がないまま、一方的に安全保障関連法案が採決されました。しかしこのような日本政府の姿勢は、名護市辺野古沿岸部への新基地建設計画においても同じです。これまで沖縄県の主張に耳を傾けず、対話の席に着こうともせず、今もなお強行移設に向けての工事再開の機会を狙っています。さらに言えば、この度の承認を取り消す表明の後、沖縄防衛局に意見を聴こうとされた時のことです。沖縄防衛局が「意見聴取でなく、行政手続法が定める『聴聞』を行うべき」と拒否したことに対し、沖縄県が「聴聞」を実施する旨の謙虚な姿勢を伝えても、沖縄防衛局は「承認に何ら瑕疵はなく、取り消しは違法」とだけ答え、しかも書面だけでそれに答え、聴聞には出席しませんでした。そして埋め立て承認が正式に取り消された今、沖縄防衛局は国土交通省に対し、取り消し無効を求める行政不服審査請求を行い、しかもその請求には時間が掛かるとの理由で取り消しの執行停止もあわせて申し立てている。これのどこが現代的な民主主義と言えるのでしょうか。これでは知事が言われるとおり、「新基地建設ありきの政府の強硬姿勢を端的に示した」だけで、私たちも「誠に残念」な気持ちでなりません。同じ過ちを何度も何度も繰り返しているとしか言いようがありません。どうして耳を傾けることも対話の席に着くこともしないのか、同じ日本の沖縄がとても苦しんでいるのに、叫んでいるのに、です。

翁長知事はこの度の埋め立て承認取り消しに際し、「日本の民主主義について、国民全体が考えるものになれば」と言われました。本当にその通りだと思います。でもそのための一つとしては、私たちが70年前の沖縄での地上戦によってたくさんのいのちが奪われ、そして終戦後も長きに渡って米軍基地の重圧、また1959年の宮森小学校への墜落事故をはじめ空からの危険、米軍人による様々な危険に苦しみ続けられた沖縄の皆さんに共鳴することです。まさに『一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。』との聖書のみ言葉の通りに、です。そしてその上で、日本国という一つの体の、それぞれの部分である私たちがお互いに配慮し合う、つまり対話の席に着き、お互いに耳を傾けることによって、私たちはきっと本来の姿への一歩を踏み出すことができると信じています。

改めて、私たちはこの度の埋め立て承認の取り消しを支持します。「命こそ宝」だからです。私たち人間だけのそれではなく、いのちあるものすべての「命こそ宝」だからです。そのために、私たちも翁長知事の「今後も辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向け、全力で取り組む」と語られていることに共鳴し、また何度も何度も対話の席を準備されたことに倣って、日本政府にだけではなく、誰に対してもそれを大切にしていきます。そして加害者にも被害者にもならない「抑止力」は「基地」ではなく、「戦争」でも「敵対」することでも、「誹謗」「中傷」「弾圧」「迫害」をすることでもなく、「友」である、そのような社会が広がっていくようにと、これからも継続して祈り、また活動していきます。

2015年10月18日
宗教法人日本聖公会 正義と平和委員会

2015.10.20 | 正義と平和委員会

戦後70年祈念ブックレットの送付について

皆様の上に主の平和がありますように。

正義と平和委員会では戦後70年に当たり、『戦後70年平和祈念ブックレット』を作成いたしました。平和への不安が叫ばれている昨今ですが、日本聖公会に連なるわたしたちが今、平和を守るために何を考え、何をなすべきなのか、このブックレットがそのための一助となるならば大変嬉しく思います。

どうぞこのブックレットを大いにご活用いただき、様々なところで活発な議論が巻き起こり、平和への思いがさらに大きな輪となって広がっていくことを願っています。


2015年9月10日

日本聖公会正義と平和委員会
委員長 主教 渋澤一郎


※ブックレットは管区ホームページの資料ページにてpdfファイルでご覧頂けます。
http://www.nskk.org/province/shiryo.htm

2015.09.11 | 正義と平和委員会

5・24首都圏アクション

5・24首都圏アクション 国会包囲ヒューマンチェーン
止めよう!辺野古新基地建設 許すな!日本政府による沖縄の民意の圧殺を
のお知らせです。

日時:5月24日(日)14:00~15:30
場所:国会周辺
主催:5・24首都圏アクションヒューマンチェーン実行委員会主催

http://humanchain.tobiiro.jp/

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4.26渋谷サウンドパレード
4月26日(日)16時~渋谷にて
http://humanchain.tobiiro.jp/sound.html

2015.04.15 | 正義と平和委員会

5・3 憲法集会

平和のいのちと人権を!5・3 憲法集会
 ~戦争・原発・貧困・差別を許さない~
のお知らせです。

日時:5月3日(日)12時30分〜15時30分
場所:横浜みなとみらい・臨港パーク
主催:平和のいのちと人権を!5・3 憲法集会実行委員会主催

内容:
プレコンサート 12時30分~
 ハルノトモ(和太鼓)/岡大介(カンカラ三線・唄)/大島花子(歌)

メインステージ 13時30分~15時30分
 お話:大江健三郎/樋口陽一/雨宮処凛・落合恵子・香山リカ・澤地久枝/沖縄からの発言
 リレートーク:戦争・原発・貧困・差別をめぐって
 政党からの発言

クロージング・ライブ 15時30分~
 クミコ(歌)/こぐれみわぞう(ロックチンドン)

http://kenpou2015.jp/


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2015.04.15 | 正義と平和委員会

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